JAS材とは?
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《《《2025年4月19日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第889号》》
金曜日は、東京大学農学部の青木先生に話を伺いました。
そこで伺ったのは意外な事実です。
危険な無垢材
JAS材という材木があります。
JAS認定を受けるわけですから、全てに基準があります。
木材のジャンルには、全てJASが関わっていると思って間違いはありませんが、唯一JAS認定の材木がほとんどないのが、無垢材の構造材なんです。
無垢材で、カツJAS材は全体の2割も流通していないのではないか?ということでした。
そして、JAS認定を受けている木材には、ヤング率の表記がありま。
ヤング率があるということでは、そこから引っ張り強度、剪断強度、圧縮強度などの木材としての強度との相関が取れているので、どんな性能のものかは簡単に類推できます。
ところが、無垢材はほとんどが無等級材です。

ということは、その数値がないものもあれば、有っても信憑性があるのかないのかハッキリしません。
そのため、危険な未成熟材の柱などがあっても、解らないということになります。
どんなものか解らないものを、無垢材の方が良いとして使っているのであれば問題です。
JAS材の無垢材と胸を張っていえるのではあれば良いのですが、JAS認定工場の無垢材は高いので、あんまり使用量は伸びないみたいですね。
比較的安全な集成材
その点、集成材はほぼ全量がJAS認定工場での生産になっているので、数値などの規定が決まっています。
大手ハウスメーカも木造の場合は、ほとんどが集成材を使っているということから解ります。
大手はあととあとトレースできない木材を使いたくないわけです。
ですから集成材を選択しているということになります。
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