日本の住宅の現状と将来 1
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年3月17日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第142号》》》
3月17日には、ブログが書けませんでした、そのため、3月18日に本ブログと18日の分を2に日分書いています。
年に1回ぐらいこんな日がありますね。
何があったというわけではないのですが、ご飯を食べに行って帰ってきたらそのまま眠りたくなったのです。
ずーっと仕事中はお酒をやめるべきかと思っていましたが、決心がつきました。
お酒に関してはどんどん弱くなる一方なので、しばらく断酒します。
さて、フランスの住宅事情を色々調べていたら、経済産業省の面白い資料を発見しました。
これは、2021年に経済産業省が主催で行われている委員会で語られたときに使われた資料です。
それが、『総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会省エネルギー小委員会 建築材料等判断基準ワーキンググループ』といいます。
長くて何のこと?という感じですが、これは建材トップランナーに関しての委員会なのですが、業界人としては面白い会議ですね。
そして、その資料にこんな事が書いています。
日本の住宅の現在地
日本の戸建て住宅のストックは現在、こんな感じです。
2013年時点(今から10年前)
無断熱住宅 1387万戸
断熱等級2 1025万戸
断熱等級3 478万戸
断熱等級4 142万戸
断熱等級5以上 17万戸
つまり、2013年時点では、既存の全戸建て住宅は 2046万戸のうち、断熱等級4以上の住宅が160万戸程度。たった7.8%しかなかったということになります。
そして、様々な対策を行った結果
無断熱住宅 363万戸
断熱等級2 1031万戸
断熱等級3 515万戸
断熱等級4 332万戸
断熱等級5 255万戸
断熱等級6 157万戸
それ以上 139万戸
となって、全体の戸建て住宅は2792万戸となって、700万戸増えて、断熱等級4以上が883万戸と全体の31.6%になるというわけです。
この資料には、BAUケースといって、無対策ケースも載っていますが、
無対策 2030年予想(今から7年前)
無断熱住宅 506万戸
断熱等級2 1141万戸
断熱等級3 729万戸
断熱等級4 357万戸
断熱等級5 78万戸
断熱等級6 0万戸
それ以上 0万戸
ということで、断熱等級6以上の住宅は皆無と予測しています。これはちょっと低すぎる予測でして、今でも対策といってもそれほど行っていないにもかかわらず、新築の3割以上は断熱等級5を超えています。
ただし、このような会議も当然ながら意義深く、政府の統計データが表に出てくるので、ブログのネタも増えるというものですね。
明日はもう少し掘り下げてみます。
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