ISOの建物の基準は冷暖房負荷
みなさん、こんばんは。
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《《《2025年8月13日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第1003号》》
今日は午前中出かけて、午後はずーっと自宅にいました。
そして、宅建の勉強とか、ブログ書いたり、メルマガ書いたりしていました。
そのメルマガにも少し書いたのですが、ISOという国際基準での建物の性能基準は、冷暖房負荷です。
断熱性能は1つの要因
実は、ISOでいうところの国際的な建物の性能基準は、冷暖房負荷です。
単位は、kWh/平米・年です。
つまり、建物1平米あたり何kWh の冷暖房エネルギーが必要なのか?ということです。
この算出に必要なファクターをお伝えします。
算出に必要な要素 外皮性能、熱橋、気象条件、換気・漏気、内部発熱、日射
計算すべき要素 伝熱損失、熱橋損失、換気損失、日射取得、内部発熱
これらを合わせて、冷暖房負荷を計算します。
この中で、日本の住宅が全く計算していないファクターがあります。
熱橋と漏気、それに日射です。

漏気は、C値ということで、心ある会社は計っています。日射も、計算に入れている方もいらっしゃいますが、子の熱橋はパッシブハウス・ジャパン以外にあまり計算に入れていません。
ですが、これらが実際の冷暖房負荷に大きな影響を与えます。
従って、これらすべてを理解していない限り、建物の冷暖房負荷は算出できません。
このあたりの問題意識がない限り日本の建築物が国際基準に追いつくこと無いと思います。
頼りにならない国土交通省
この事実は、国土交通省はもとより、建築研究所などの研究機関は知っていると思います。
ですが、知っていても変えられないのは、これまでの計算方法から色々付け加えるところが多いからなんですね。
最適源、C値と日射取得・日射遮蔽の要素は計算に入れて欲しいなと思っています。
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