ガスによる熱伝導率の差
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《《《2023年12月3日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第397号》》》
実は気体によって熱伝導率に差があります。
例えば、窓に使われるアルゴンガスと、クリプトンガスですが、熱伝導率の差はこんな感じです。
アルゴンガス:0.0109~0.05 W/mK
クリプトンガス:0.0057~0.029 W/mK
クリプトンガスの熱伝導率はアルゴンガスのおおよそ半分です。また、クリプトンガスはアルゴンガスよりも断熱性能が高いと言われています。
アルゴンガスは空気中に約1%存在する不活性ガスで、空気よりも熱伝導率が低いため熱を伝えにくくなっています。また、空気よりも比重が重いため、複層ガラスの中空層で対流を抑えて断熱効果を高めます。
クリプトンガスは大気中の濃度が非常に低いため、アルゴンガスに比べ高価です。クリプトンガスは省エネに活用できるガスとしても注目されており、その性能は複層ガラスにも活かされています。
なお、空気の熱伝導率は、0.0241(0℃)W/mKです。これは非常に小さい値ですが、クリプトンガスの2倍以上になります。
空気の熱伝導率は、湿度によって変化します。たとえば、1気圧25℃で相対湿度0%の空気の熱伝導率は0.026W/mKですが、相対湿度100%の空気では0.021W/mKになります。
というように湿度によって変化します。
窓ガラスの性能劣化
先日は、アルゴンガスがどのぐらいの期間で抜けるのはを質問されましたが、アルゴンガスは空気の1/2しか熱伝導率がないのですが、精々1/2でしか有りません。
ということで、アルン言ガスが抜けて、空気に入れ替わっても熱伝導率は、大して変わりません。
理由は、気体の入り込む気体の空気ギャップが小さいからです。
性能劣化はほとんどおきません、
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