進化する住宅建築
みなさん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2025年5月4日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第903号》》
大阪に家族と来ました。
午後の飛行機で来たので、午後5時から通天閣のあたりを散策しました。
自分一人だといくら大阪に来ても全くチャンスがないのですが、家族と一緒だとのんびり回れますね。
通天閣界隈は、大きく観光地化していました。
昔の地元のヤンキー文化というか、じゃりン子チエが出てくる様な、がらの悪さがすっかり衰退していました。あれはあれで懐かしいですが。
今日は、大きく変わり続ける家づくりです。
家づくりは進化の連続
家づくりの変化は割とのんびり起こります。

江戸期の石場立ての住宅から、コンクリートの基礎、更に鉄筋の入った基礎まで、細かい歴史を踏まえて細かく数年単位で変わってきました。
あとは、この20年は金物がかなり進化しています。
新耐震基準といわれた1982年以降、2000年に至るまでは、土台と柱の緊結は、かすがいでも可能でした。
ですが、その場合は横揺れで土台から柱が抜けるという現象が頻発したので、現在のホールダウン金物が一般化しています。
構造だけではなく、ジャパンホームシールドができて、ハウスワランティが登場した頃、住宅の地盤というのは、考慮しなくても良いものでした。ところが、この2社が建物の地盤は調査して、改良するんだと今では当たり前の常識を持ち込みました。それまでは、地盤改良はビルのためのものでした。
断熱もこれまで大きく変わりました。
昭和50年代に本州に普及したグラスウールが、本州すべてを席巻して、断熱等級4がt高気密高断熱といわれた時期が、たった20年前です。
この20年で、断熱等級4が義務化され。2030年には、断熱等級5が義務化されて、ほとんどの新築住宅が一次エネルギー消費量等級8に近くなる日も遠くないと思っています。
そうなると一定の建物の性能的には、達成段階かな?ただし、地震に対する構造的な部分は既に世界最高峰には達していますが、これがもう少し進化する余地があるのかなと思っています。
このようにどんどん家づくりは進化していっています。
その逆に20年前以上古い建物は、今の基準で考えると性能が不十分であるということになりと思います。それは仕方がないことですが。
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