無知なのか?知らないのか?
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年12月9日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第403号》》》
オーストラリアもあと2日ですね。
今回は凄く長すぎました。もう1日か2日早く帰っても良かったと思います。
さて、こちらで色々話をしていますが、ハッキリしていることが2つ有ります。
気密は良ければ、良い方が良い。
気密については、C値0.5ぐらいが一番良いです。
C値の測定時には、吸気のファンやダクトを目張りします。
つまり、実際の生活においては、より大きな開口が空くのです。
これで、C値が小さいと息苦しいとか、窒息するとか馬鹿なことをいっている方は、C値測定に関してはなにも知らないということが解ります。
では、何故目張りするか?というと、キチンとした計画換気は、測定の範囲外だからなのです。
つまり、計画換気ということは、計画以外の換気の要素を消したいわけです。
このC値が小さければ小さいほど、非計画換気は無いということになるわけです。
ちなみに、C値が0.1と0.5ではエネルギーの観点では差がほとんどありません。
ということ、目安はC値が0.5程度であればOKということですね。
室温は何度が適正か?
冬の室温は、22度+-2度ぐらいが適正です。
ドイツのパッシブハウス基準の住宅では、室温が23度でした。ちなみに、外気温は、-2度でした。
つまり、ドイツのパッシブハウス基準の住宅は無暖房でも問題無いレベルになります。日の差さない曇りや雪の日だけ暖房を運転するレベルです。
断熱等級6ぐらいの住宅は無暖房だと13度前後になリます。これを断熱等級7まで引き上げると、真冬の建物で、室温が16度前後になります。きちんと日射を計算すれば、昼間は、22度になる場合も多いです。
ちなみに、イギリスの保健省は、16度以下の冬の室温を健康に被害が及ぼすレベルだといっていますので、室温はなるべく16度を下回らないことが無難です。
ちなみに、この温度はリビングだけでは無く、夜のトイレなどの非暖房空間にも同じ事がいえます。
室温が10度にもなってしまう、劣悪な住宅は作らない方がお客様のためです。
当たり前といえば、当たり前なんですけど、未だに飛んでもなことを言っている設計士がいて呆れます。
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