超大国 中国の行く末

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《《《2025年12月13日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第1125号》》

今日は、奥山真司さんと、和田憲司さん、カズヤさんの忘年会に潜り込んでいました。

別に会費を払えば誰でも参加できますが、どうすれば参加できるか?はよく調べないと解らないのです。

そこで以前から聞きたかった、中国の話をしてきました。

結論は、解らないですが、考えるヒントをいただきました。

バブル崩壊

現在中国は、バブル崩壊状態です。

マンションは在庫が積み上がり、安くしても売れません。新規案件は停滞しており、大手デベロッパーというマンション業者は動きを止めています。

最上位の恒大集団や次の碧桂園は、自己破産状態です。また万科企業はデフォルトを起こしかけています。

不動産は、まだまだピークの半分程度で動いている様ですが買い手がまとまって現れません。

日本の場合は、外資が参入してきたのですが、中国の場合は物件を買えないので、面白くなので参入してきません。

そのため、底を打って上がりはじめるということができなくなっています。いずれにしても15年はかかりますが。

いつか市況が良くなるまで半分、1/3になっても抱えている人が沢山います。

これでは、市況が回復しません。ましてや今後は人口が減ってきますので、人口以上に作ったマンションの値上がりする可能性は皆無です。

因みに、2025年現在中国での個人の自己破産制度は整備されていないそうです。つまり、どうしても債権回収されるという事態になっています。

そのため、家具や内装などの業者も低迷しているそうです。そらそうです。

活況の半導体、ロボット、EV

ある特定のEVやロボットは活況です。半導体も非常にポテンシャルがあります。電池も良いですね。

ですが、半導体工場には人がいりません。クリーンルームで作るので人は少ない方が良いのです。

どの業界も生産現場には人がいらない所ばかりです。

そして、これらの業界に他の産業を支えるだけの力はまだありません。

ロボット業界だけで、世界の需要が2030年に150億ドルになるといわれています。1ドル150円として2兆円を超える額になります。多分2050年頃には、自動車産業を超えている可能性すらありますね。

そこまで中国の好調なハイテク企業が生き残っていれば、現在よりも大きな経済を生む可能性がありますが、そこまでは非常に良くない時期が中国にやってきます。

個人的には中国の工場撤退は準備すべきと考えますけれども。

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Posted by 湊 洋一