不安になる
こんにちは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2022年12月7日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第45号》》》
ヨーロッパはインフレで大変だというのはご存知でしょうか。
どのぐらい大変かというと、こんな感じです。
年率換算で11%もの高インフレ。
単純に物価が10%も上がると、可処分所得は急激に減ります。
燃料費も急速に上がっているというのは以前も記事でシェアをしましたが、とんでもない事になっていますよね。
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日本では、この現象がマイルドになって起きています。
どうしてマイルドかといえば、電気代は経済産業省の許認可事業だからです。
つまり、赤字になっている電気会社だらけなんですが、それでも経済産業省が値上げを認めていないという事があります。
ガソリン価格も値上げをマイルドにするのに、税金が投入されているのはご存じの通りです。
いずれにしても、日本政府が物価上昇を段階的にするために、かなりのお金を使っています。
その額は電気代とガソリン価格だけで10兆円を超えます。
これは、ある意味政府から民間への薄い補助金ともいえますね。
その結果として、値上げラッシュながらそんなに値上がりを意識せずに過ごしているともいえます。
欧州に広がる不安
ヨーロッパにはこの結果不安が広がっているのでしょう。
行ってみていないので、あまり感じられないのですが、こんな事件も起きています。
クーデターというのは、独裁国家で追い込まれた軍隊組織が行う事が多いですが、彼らは武装はしていた様ですが、軍隊の一部ではありません。
あくまで民間人です。
アメリカの場合はトランプ革命と呼ばれた現象が、英国の貧困白人層で起きています。
今後の動向を検討すると、どの国もインフレが沈静化し始めています。
インフレって、所得が追いつくまでに時間が必要です。
皆さんの会社も売上が上がっても給料は直ぐに上げないでしょうからね。一旦上げた給料を下げるのは困難ですから。
物価が上がるのに対応して、現在欧州中央銀行もFRB政策金利を引き上げていますので、借金はどんどん返済されて、景気が鈍化します。
景気が悪くなると物価は下がるので、燃料費も下がると思われます。
結果として、物価水準も来年度は高くて5%、下手をすると0%前後になることも考えられます。
いわゆる不景気ですね。リセッションといいますが、リーマンショックよりは軽く終わると思いますが、小さな調整はあるでしょうね。
そうするとお隣の国がもっと苦しくなるはずです。
ニュースは全部つながっていますので、今後も景気の動向を記事にしていきます。住宅ローンに大きく影響しますから。
こんな時は住宅ローンでは変動を勧めるべきかなと思います。景気低迷は長引くかもしれませんから。
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