ファンの話

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《《《2024年7月13日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第611号》》

ファンって大切なんです。

この世には沢山のファンがあります。

換気扇とか、送風ファンなど様々な目的で作られています。

ファンの用途

ファンの用途は沢山ありますが、ほとんどがこの2つに分かれます。

開放空間から開放空間に空気を送るもの

閉鎖空間から閉鎖空間に空気を送るもの

この2つです。開放空間から閉鎖空間に送る場合は、閉鎖空間⇒閉鎖空間と同じような考え方をします。

この閉鎖空間か、開放空間かが大きな違いです。

理由は、空気には抵抗があるからなんです。

水の中に抵抗があるのは、よく解ると思います。

水に手を入れると抵抗を感じるからですが、空気にもほぼ似たような抵抗があります。

これは、時速100kmを越える自動車から手をちょっと出すと解りますが、かなり粘り気があるんですね。

その粘り気がある物質を送るわけです。

開放空間にいるとどこから空気が来ても抵抗があまりないので、空気の量だけを送れば良いので、プロペラファンを選ぶ場合が多いです。

プロペラファンは、扇風機を思い浮かべてもらえばと思います。

圧損が起こると

それが、閉鎖空間になるとそのパイプの反対側から空気を持ってこないといけません。

つまり、圧力が相当必要になります。

ということでシロッコファンとか、ターボファンというものが必要になります。

ターボファンとシロッコファンを比べると、シロッコファンの方が圧力はかかります。ただし、送れる風の量が小さくなります。

ですから、用途をきちんと考えてファンの選定が電機メーカーによってなされています。

用途に合わせたファンを選定しないと、風が送れないというトラブルや、風量が足らないというトラブルにつながります。

空調計画を行うためには、これらのファンを適切に選ばないといけません。

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Posted by 湊 洋一