フランスでは貸せないアパートがでる!?
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年3月13日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第138号》》》
フランスの住宅は日本の住宅と同じように等級が存在しています。
最高等級がAで、最低はGになります。
日本の場合は、断熱等級1が無断熱で、断熱等級7まで存在しています。
7段階なのは同じですが、中身については少し違うようです。
日本の場合は、2025年から断熱等級4が義務化されますが、フランスの場合は少し違うようです。
2025年から最低基準の賃貸禁止に
東洋経済紙が3月12日発表した記事『強制的な住宅エコで「パリで賃貸物件激減」の危機 エネルギー効率悪い物件は賃貸不可能になる』によると、Gレベルの物件は2025年1月、Fレベルの物件は2028年1月、そして、Eレベルの物件は2034年1月からそれぞれ賃貸が禁止になるそうです。
ちなみに、現在でもG、Fレベルの住宅は賃料が上げられなくなっているそうです。
そして、フランスでも古い住宅が多いパリでは4割以上の賃貸住宅はこのままだと賃貸不可能になってしまうということです。
日本の場合は、断熱等級4に達しない住宅がおおよそ7割あるといわれています。
ですから、この規制を日本で行った場合には、なんと7割以上の住宅が賃貸できなくなってしまいます。
実際のフランスの基準を分析してみたいと思いますが、今日は時間がありません。
近いうちにゆっくり基準の比較を行いたいと思います。
いずれにしても、フランスは既存住宅にメスを入れはじめました。
日本もいずれそうなると思われます。世界中の住宅が一体基準以上の性能の住宅なると良いなと思います。
それにしても、建築の実務者としたらちょっと大変な世の中になりましたね。
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