空調フィルターの定期メンテナンスの重要性

皆さん、こんばんは。

MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

感想などいただけるととても嬉しいです。
《《《2024年11月17日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第737号》》
今日は、ある住宅の空調計画のお話しをさせていただきました。

新築の住宅というのはどこも良い感じですね。

さて、今日はフィルターの清掃です。

フィルター清掃はとても重要

フィルター清掃がきちんと出来ていないと、問題が起きます。

それが、フィルターへのカビの繁殖+風量の低下です。

まずは、カビの繁殖から見てみましょう。

カビというのは、一定の条件下で繁殖します。

温度:20~30℃が最適で、ほとんどのカビは10~30℃の温度が必要です。

湿度:60%以上で繁殖し、80%を超えると繁殖が速くなります。

栄養源:掃除が行き届いていない場所には、ホコリや汚れ、人の垢、ペンキの成分、プラスチックなどの栄養分が大量に存在します。

酸素:酸素がないと発育できません。

酸性度(pH):繁殖に適しているのはpH4~6です。

空気の流れ:空気の流れが悪いと繁殖しやすいです。

フィルターは空気の流れの良いところですから、普通なら繁殖しないのですが、ゴミが詰まって、風の通りが悪くなります。
更に、熱交換換気システムは、外気からの暖かく湿った空気が入ってくる場所ですし、エアコンのフィルターは、夏は直下で結露がどんどん起きている場所でもあります。

水が近くにあるんですね。

なので、両者ともフィルターの清掃は、健康維持のための重要なことです。

カビが原因の疾患

カビが原因の疾患にはこんなものがあります。

水虫(白癬)などの皮膚真菌症
気管支喘息やアトピー性皮膚炎、鼻炎などのアレルギー疾患
肺真菌症
気管支肺アスペルギルス症
カンジダ血症
過敏性肺炎

水虫などは、あんまり関係ないのですが、怖いのは気管支炎などのアレルギー疾患です。

これがよく起こると慢性になって、ぜんそくの元になります。

カビ撃退のために、半年に一度程度はフィルターの掃除をまとめてやってください。

メルマガは3000号をこえて毎日書き続けています。ひと月に数回はためになったと褒められます。できれば、根気よく読んで。みてください。無料のメルマガのお申し込みはこちらから!

Posted by 湊 洋一