夏の暑さと除湿のために考える温度、湿度2
皆さん、こんばんは。
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《《《2024年7月20日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第618号》》
昨日の温度に対して、湿度は結構難しいのです。
非常に単純に言えば、除湿すれば良いという簡単な言葉になるのですが、除湿って難しいのです。
加湿は簡単なんですけどね。
除湿するためには、エアコン
夏の除湿の主役は、ズバリ!エアコンです。
そのエアコンをどう使うか?
これに除湿のコツの7割が関係しています。
エアコンの仕組みはとても簡単です。
コンプレッサーで圧縮した冷房を大きな空間に開放すると、吸熱作用があるという原理を利用してるだけです。
そのため、コンプレッサーで冷媒と呼ばれる炭化水素の液体を圧縮して、それをエアコン本体で圧力を下げて上げています。
これで、周りの熱を奪うので、この作用でエアコン本体を3度とか、4度にしています。
その本体が下がると、写真のようなフィンが冷えて、そこに結露が起こります。
その結露水が最終的にドレインから屋外に捨てられています。
この量が1時間に1リットル以上排出されるので、屋内が冷やされる都同時に除湿もされています。
35度 相対湿度70%の空気の水蒸気量(絶対湿度)が25.2g/kgになっています。
これが、屋内で26度になると、相対湿度が同じ70%でも絶対湿度14.8g/kgになって、10g/kg以上の湿度が除湿されています。
実際に、35度、70%の空気を28度までヒヨスだけでどんどん結露しますからね。
エアコンにしっかり除湿してもらうのが一番なのですが、それでは不十分という場合があります。
◆除湿が不十分だと言われたら
その場合は、もっと除湿して上げるか?湿度が入ってくるのを止めるか?のどちらかしかありません。
普通は両方やるのが良いと思います。
エアコンでの除湿量が足らないなら、増やす
そもそも換気を絞って、外部から湿度を入れない
エアコンの除湿量は、限界がありますが、エアコン本体に入ってくる温度と出口の温度差です。
なるべき高い温度の空気を入れて、じっくり冷やすと除湿量が増えます。
このときフィンに当たる風量を減らすと除湿量が増えます。
それから、当たり前なんですが湿度は、入れないとそれ以上上がっていかないので、1種の熱交換換気ならともかく、3種換気は風量を絞った方が良いですね。
このあたりのテクニックを組み合わせると除湿量も安定すると思います。
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