電気代は上がっていない
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年7月26日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第270号》》
皆さんもご覧になったと思うのですが、経済産業省が下記のような新聞広告を打ちました。
それによると、電気代は下がっています。
詳しく見てみましょう。
我々は、マスコミの報道で、電灯契約の基本料が値上げされてというニュースだけを聞かされました。
確かに、基本料金は値上がりしています。
ところが、詳しく見てもらえばわかりますが、電気料金全体では、6月以降値下がりしています。
どうして、こんなことが起こるのか?というと。
引き下げられた燃料調整費
電灯Bとか、電灯Cという料金は、経済産業省空の許認可料金です。
これと平行して、自由化料金というのがありますが、そちらは民間が市場から電気を調達するので、自由に設定できます。
こちらは、原油料金が上がっていたためすでに上がっています。
ところが、電灯料金は許認可料金のために、経済産業省からの許可が無いと値上げができません。そのため、6月の基本料金の値上げになりました。
新聞、テレビの報道は、値上げの事実は報道しましたが、同時に引き下げられた燃料調整費の報道は全くしてくれませんでした。
結論からいえば、電気代は6月以降下がっています。その事実が国民に伝わっていないのです。
ということで、今回は経済産業省は予算を使って、国民に告知をしています。マスコミがキチンと両方報道してくれれば必要の無い予算措置です。
まあ、新聞にとっては良かったと思います。カラーの全面広告の場合は政府か値引き要求してきませんからね。
まあ、とにかく原油価格も低迷している現状からすれば、今後も電気代が大きく値上がりすることは、無いと思っています。もちろん、原油価格やLNGの価格は変動していますし、長期契約価格はそれとは別の数字です。
電気代の推移は今度も気に掛けてお知らせするようにいたします。
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