UA値競争 エコ住宅の課題 2
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年6月25日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第240号》》
これは以前にもちょっと書いたので、また同じ事を書くことになるのですが、とても大切なことなので何度でも書かせてもらいます。
まず、日本の住宅の空調は、エアコンで行うべきです。
というのは、エアコンは唯一取っていっても良いほど投入エネルギーを上回る冷暖房効果をもたらします。
ガスや石油のストーブ、ファンヒーター、電気式の暖房器具などは全て省エネになりません。蓄熱暖房機とかオイルヒーターなんてもってのほかです。
ですが、そのエコなエアコンでも、各居室に付けるということはエコにならない可能性があります。
皆さんも実感していると思いますが、エアコンって、今の時期付けると1時間ぐらい必死に動いていて,あとはほとんどコンプレッサー動いていないですよね。
しかも、松尾先生じゃないですが、今の畳数表示は、ほとんど無暖房の時の表示なので、きちんと冷暖房負荷を計算しないと意味がありません。
当社ではほぼ全棟冷暖房負荷を計算していますが、35坪以下の建物で、断熱等級6より良いものは、冷房も暖房も14畳用、つまり4kwh程度のエアコン1台で余裕があります。
エアコンの台数
つまり、エアコンは台数が少なく設計するのが大切になります。
その場合、ポイントは如何に冷気や暖気をキレイに循環させるか?
これがポイントになります。
そのために、アメニティエアコンではファンが複数付いていたり、ファンを使って冷気や暖気を送ったり、換気システムのファンを使ったりと、かなり色々なケースで空調を行っています。
このあたりは、松尾先生は、松尾式呼ばれる小屋裏エアコンシステムを、YUCACOなどは機械室をなど様々な工夫がありますが、ポイントは2つです。
- エアコンは1台で建物全体を空調する事
- 空気の流れを作る前に,一定サイズの空間を冷やしたり、暖めたりして、それを分配する
この一定サイズの空間というのが、小屋裏だったり、空調室(機械室)だったり、床下空間だったり。階間空区間だったりします。
その辺はシステムの特徴が左右するのかなと思っています。
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