UA値競争 エコ住宅の課題 1
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年6月24日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第239号》》
エコ住宅というと、最近あるのが、UA値競争ともいえる事態です。
UA値をあげることは良いことだと思いますが、どんどん建物の価格は上がりますし、具体的なメリットがないとお客様もそれだけの費用は負担してもらえません。
ということで、UA値に関して言えば、断熱等級6かその上ぐらいでも良いのかな?と思います。
断熱等級6でも、これまで主流だった断熱等級4に比べると充分に高いのです。
そして、更に省エネにして行くというのが、今後の住宅の課題です。
断熱等級6から更に省エネ
それが、熱交換型換気システムと空調計画になります。
熱交換型換気システムは、全熱交換型の換気システムを入れることになります。
基本的に入れればOKです。
全館空調システムのメリットは、冷暖房負荷の低減というのが最大のメリットです。
どのぐらい?という方は、昨日に引き続き東京大学の前先生の資料をご参照ください。
全館空調システムのありなしは断熱等級4に比べると25%程度の削減になります。
ただし、断熱等級6よりも高性能でないとちょっと宝の持ち腐れになりますので、何でも良いから熱交換型換気システムを入れれば良いというのではありません。
熱交換型換気システムを入れたら良いなと思うのは、断熱等級6よりも高性能な住宅だけです。
更に、ここまで行くと空調計画をやってあげた方が良いと思います。
理由は、各居室にエアコンを入れるよりも、エアコンをまとめた方がエコだからなんです。
この点を理解されると、建物全体を少ないエアコンで暖房、冷房した方がエコだと言うことが理解できると思います。
このあたりは、明日詳しく書いていきたいと思います。
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