やるぞエコ住宅!

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《《《2023年6月22日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第237号》》

エコ住宅を建てて欲しいと思いますが、どの程度を標準にするか?を考えてみます。

エコ住宅というためには、住宅の基準は、断熱等級6が基準になると思います。

理由は、これ以上だと冷暖房計画が上手くいくからです。

エコ住宅に目的は屋内の快適性能、省エネ、それから低炭素などの社会的な意義にあります。

これに加えて、最近は炭素税という概念が欧米ではあって、これがどんどん進んで1tのCO2の排出に1万円を超える炭素税が課されるという国も出てきました。

日本は今のところ炭素税は、財務省が検討に入っている程度ですが、いずれやってきます。

それが来たときに、住宅のリノベーションはできませんから、今から準備をしていく必要があるのです。

どのレベルを標準にするか?

基本的に、今の状況でエコ住宅となのるための標準をどこにするか?考えます。

単純に言えば、この3つです。

断熱等級6

断熱等級6.5

断熱等級7 

この3つの基準で、考えます。

面倒なので、6地域以南(6地域と7地域)で考えます。5地域以北は,また別の機会に検討させてください。

そして、コストと空調計画のバランスで考えると、こんな感じになっていきます。

つまり、10年ぐらいを考えると圧倒的に断熱等級6かそれ以下が安いです。

安いというのは建設費+累積電気代の合計です。

そして、20年以上で断熱等級6。5といわれるレンジが逆転してきます。

断熱等級7に関してはコスパでは選べないゾーンだと思います。

このあたりをどれにしていくのか?を真剣に考えていくのが当社です。

建物のサイズ、断熱材の選択によってこのあたりが変わってきますので、いつもでご相談ください。

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Posted by 湊 洋一