黄砂の粒径
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年4月12日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第166号》》
日本は大きなニュースがありません。
今話題なのは日本だと統一地方選挙と大谷さんしかないのではないか?と思うのですが、格好のニュースがやってきました。
黄砂です。
黄砂というのは、子供の頃からありましたが、有害物質になったのは、核実験が最大の原因です。
北京の西方の砂漠では中国政府によりる地下核実験が繰り返し行われていました。そして、ゴビ砂漠には核廃棄物が貯蔵されているといわれています。
個人的には中国人とは数多く取引をして来ました。いい人もいれば、そうでも無い人もいましたが、平均するといい人の割合は、日本人の場合とも大きく違いません。
ですが、政府の場合は別です。
中国政府には人権意識が余りありませんから、少数民族の権利とは、財産は守るつもりがありません。海外のマスコミがうるさいことを言わないように、ウイグル地区など海外メディアは、当局の監視下でないと取材を許されません。
ここでは、中国の共産党政権批判をしたいわけではありませんが、日本のマスコミは、どうして福島原発の処理水を大騒ぎするのに、黄砂の放射線量を騒がないのか不思議です。
2000年に入った頃には、セシウムの検出がかなり報告されています。
セシウムの半減期は、セシウム134で2年、セシウム137で30年ですが、ほとんどがセシウム134なので、黄砂に含まれている放射性物質は、以前に比べて1/10以下になっているのかもしれません。
いずれにしても直ちに健康に影響がないレベルだと思います。
ですが、花粉とミックスされると強いアレルギー反応が出る場合がありますので気をつけてください。
2023年の4月は黄砂の影響が大きいようですね。
重い粒子はすぐに落下する
この黄砂は、北京当たりの黄砂と日本まで飛んでくる黄砂では濃度が違います。
日本まで飛んでくる黄砂は、4ミクロンが中心だそうです。そのため。PM2.5と呼ばれる粒径が2.5ミクロン程度のものの濃度も激上がりします
それより大きな10ミクロン程度の粒子は砂漠から、日本海の上空まででことごとく落下してしまします。
カビの胞子は、2ミクロンから10ミクロンが中心です。花粉は更に大きくて30~40ミクロンです。
つまり、黄砂とカビの胞子はサイズが似ています。
これに対して、細菌やウイルスは更に1/!0以下のサイズ感です。0.5ミクロン以下が最近で、ウイルスは更に1/10以下です。ウイルスは光学顕微鏡では観察できないので、電子顕微鏡でないと見えません。
半導体のクリーンルームは、0.3ミクロンの細菌レベルと1立米あたり10個以下(クラス10)程度尾正常レベルです。作業室がクラス100となっています。クリーンルームに入ると暑くも寒くもないのに、風邪にひきにくいと評判でしたが、ウイルスの量も減らせるようです。
この空気の清浄度を達成するためには、HEPAフィルター、ULPAフィルターと呼ばれる非常に小さな穴があるフィルターが使われます。
これを住宅に使うと、フィルターによりかなりの圧損が出ますので、住宅用にHEPAフィルターは向きませんし、住宅全体の気積を考えると現実的ではありません。
そのため、静電フィルタ-と呼ばれるフィルターが使えます。明日はそのフィルターの原理を詳しくお伝えしますね。
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