エアコンの風量がへるとどうして除湿量が増えるか?

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《《《2024年7月21日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第619号》》

昨日までは、夏の室温と湿度のクレーム対策について書いてみました。

その文章を書いているときに、ふとした疑問があったので解決法を考えてみました

除湿量を増やすために必要なことは何か?

除湿するためには?

除湿というのは、エアコンの場合は、フィンへの結露量を増やすことと同義語になります。

つまりこういうことです。

エアコンでの除湿のメカニズムは、空気を結露点以下のアルミの羽に当てることで、羽表面に結露水を集めることで、空気中の水蒸気を取り除きます。

つまり、投入する空気の温度を上げて、結露量を増やすことでも除湿はできますし、空気の流れをゆっくりにすることで除湿量を増やすことも可能です。

羽(フィン)の温度を下げると除湿量が増えますが、室温が下がりすぎます。

まとめると、除湿量を増やすためには?

  1. 羽(フィン)の温度を下げる
  2. 投入温度を上げる
  3. 風量を絞って空気と羽(フィン)の接触時間を増やす

この3つが考えられます。

再熱除湿

この1と2を同時に行っているのが再熱除湿です。

エアコンを2台使ってもできますが、エネルギーが必要なので、ここぞと言うところで行ってください。

ずーっとやることはできません。

もう一つは、エアコンの微風運転です。これでも除湿量が増えますが、微風だと室内に冷気が行き渡らない可能性があります。そうなると温度むらが起きてしまいますね。

究極の除湿機

熱交換換気システムは、全熱交換型の場合にはかなりの除湿と同じ作用が働きます。

熱交換する時に、屋外の湿度を屋内に取り入れない様にできるので、除湿機を同じ役目を夏には果たします。

そのため、除湿量を上げるためには、全熱交換器を入れることをお勧めいたします。

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Posted by 湊 洋一