エアコンの除湿能力

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《《《2025年7月17日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第976号》》

今日は。名古屋と三重の商社に訪問してきました。

断熱の売り込みです。

さて、どうなることやら。

今日は、エアコンの除湿能力の話です。

エアコンは除湿機である

エアコンでの除湿能力は、冷房時最大で、2.2kwh程度で1時間に1リットル以上あります。

除湿機では、最近550wぐらいで、1日30リットルを超えるものがありますので、除湿能力では、除湿機が高いものが出てきています。

ただし、エアコンは温度を下げながら除湿ができるので、優れものなんです。

ちなみに、部屋の水蒸気量を求める計算はこうします。

35度で相対湿度70%とギトギトの空気があります。

この1立米中に含まれる水蒸気量が、27.6gあります。

20畳のリビングで、天井高さが2.5mの部屋があります。

20畳=10坪X3.3平米=33平米

高さが2.5mなので、空間として83.5立米あります。

この時の水蒸気量が、83.5立米 x 27.6g = 2.3kg あります。

この空気を、27度、相対湿度 50%にすると、1立米あたり12.9gにしないといけません。

27.6 – 12.9g = 14.7gを除湿しないといけないのです。

20畳のリビングで必要除湿量は、2.3kg x (14.9/27.6) = 1.24kgになります。

水ですから、1.2リットル程度になります。

これは、1時間に0.5回換気なので、0.6リットル程度の除湿能力があれば、充分ですから、冒頭の2.2kwのエアコン(6畳用)で、充分20畳分のリビングは除湿できるということになります。

エアコンで除湿量が増えるのは

エアコンで除湿量が一番増えるのは、フィンが一番冷えていて、空気がゆっくり流れるとき。

つまり、温度をなるべき冷やして、微風運転したときいうことになります。

エアコンの使い方をお伝えするのも、工務店の役割だと思いますよ。

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Posted by 湊 洋一