お客様の志向と工務店の思考

おはようございます。

MX代表のみなとです。

今日も、毎日のブログを書いていきます。

工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

《《《2023年3月1日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第127号》》》

3月になりましたね。寒い冬とはお別れだな。これからどんどん暖かくなります。

思えば一番寒いのは1月の最終週と2月の1週目だなと思います。

まあ、年によってばらつきはありますが、10年単位で見るとそうなるかなと思うのです。

3月になると、三寒四温の勢いで暖かくなります。ようやく冬が終わったなと思うのです。

暖かくなるとお客様も動いてくるかなと思っています。

お客様の志向

Twitterの世界では、お客様はやはり良いものを買いたいと思っている事が解ります。

多くの施主が意見を交換し合って、性能という点で良いものをという傾向になる様です。

もちろん、何の予備知識もなく、いきなり展示場に行かれたり、大手だけでどこにするか選ぶという方もいらっしゃいますが、大多数はどうすれば損がない家が手に入るか?を真剣に考えています。

そのため、耐震等級。UA値や全館空調システムなどがキラーワードになっています。

これらを余り良く知らない方々も、これらのキーワードを掲げる工務店が多くなれば当然ですが、意味を調べます。

調べるとそのポイントを中心に調べはじめるということが実際に起きています。

工務店の思考

大手の場合は、この金額で買えないのなら仕方が無いという諦めがあります。

そもそも仕様も大したことありません。説明は良いもののように感じますが、よく理解するとしょぼいのはご存じの通りです。

また、大手は決算で受注のために値引きする事は希にあるかもしれませんが、そもそもが非常に高額ですから、買える方は限られます。

その下の価格での工務店の戦いは、性能に走っている少数の工務店とお客様の予算を重視する工務店にハッキリ分かれています。

どちらもお客様の事を考えているというのは、間違えありません。

それは事実ですが、どちらの方が最終的にお客様の利益になるか?は、一目瞭然です。

とりあえず買える家を提案すると、お客様には不満が残ります。

最近の方は勉強をしていますし、家を建ててからも情報収集されます。自宅の性能が今ひとつだと知った途端に不満が出てくるものです。

また、きちんと説明をしていても、お客様はこう思うのです。

もっと強く押してくれれば

工務店さんとして勧めていてもお客様に取ってその時興味のないものは、それまでで、あとから興味が出てくるとそんな反応になるのはよくある事だとお解りでしょう。

ということで、最近の住宅はそれなりの使用が必要だということをご理解いただけるでしょうか。

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Posted by 湊 洋一