全館空調システムの導入に伴うコストと効果

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《《《2024年9月28日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第686号》》

大谷さんのバットが止まりませんね。

彼はゲームのようにどんどんヒットが出るので、凄いなと思ってみています。

特にこの8試合とは、得点圏打率9割超えです。

8月の不振が無ければ確実に3冠王でしたね。

あれは、デコピンの始球式の練習に意識がいっていたのでは無いか?との噂がありまして、本当かな?と思っています。

全館空調システムの種類 専用機

全館空調システムは、住宅会社によって違うなという印象です。

この間、LIXILのエコエアFineという全館空調システムを拝見しました。

とても良く効いていましたが、専用パッケージなので、設置は簡単ですが、費用が心配ですよね。

専用パッケージ型の全館空調システムは、先日、パッシブハウスに入っているゼンダー(ドイツ製)をみました。

ゼンダーは、ラインナップが増えて、5kw対応のものも出たので、パッシブハウスで無くても使えるようになりました。

その他に、大手ハウスメーカさんは、自社オリジナルの機械を持っています。

専用機の場合の問題点は、価格が高いのと、メンテナンス費用が心配なことです。

また、ダクト工事が必要なので、最低でもお客様への提案価格が、250万円以下は無いですね。

全館空調システムの種類 汎用機組み合わせ

これ以外に、汎用機の組み合わせを提案している会社もあります。

新住協は、階間に床下エアコンを置きます。つまり、2階にとっての床下にエアコンを置くタイプですね。

その他に、Z空調も専用機と言うよりは、汎用機に近い考え方です。

YUCACOという、坂本雄三先生が作ったシステムを売っているグループもありますね。

松尾和也先生の、床下エアコン、小屋裏エアコンに関しても同様です。

当社のVシステムも汎用機の組み合わせです。

これは特許を取っているシステムも多くて、汎用機を組み合わせているので、価格的に専用機より安価な場合が多いです。

お客様への提供価格で、松尾方式で、100万円、YUCACOで140万円、Z空調で160万円、さらに新住協のシステムはもっと安いと思います。

当社のVシステムも100万円ぐらいのお客様への提供価格です。

ダクトは、種類によって多いものと少ないものがあります。

全館空調システムの条件

どの全館空調システムも、建物性能を最低でも、断熱等級6にしないと安定的に使えまん。また、温度ムラを考えると断熱等級6.5程度、つまり6地域でUA値が0.40程度かそれ以下で無いとちょっと実用的で鼻息がします。

ランニングコストが冷暖房ともにどのサイズの機械を選ぶのか?に寄って異なります。

機器は、1セットでまかなえた方が、2セット必要な物よりもコストは安くなりますね。

詳しく知らないシステムもありますので、あくまで発売元に詳しいことは必ず確認ください。

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Posted by 湊 洋一