COP27で何が話されるのか?
こんにちは。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの参考になれば幸いです。
《《《2022年11月10日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第18号》》》
CPO27とは?
11月にエジプトで開かれているCOP27というのは、環境関連では世界最大の国際会議の1つです。
日本語での正式名称は、『国連気候変動枠組条約第27回締約国会議』といいます。
京都議定書ではじめて世界的に二酸化炭素の削減が条約として調印されました。その後、パリ協定では主要国が、2050年を目標に、二酸化炭素の排出をゼロにすることに合意しました。(トランプ政権で、パリ協定から離脱して、現在も離脱中です。)
これが、2年ほど前、菅総理のカーボンニュートラル宣言につながるわけです。
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素排出量ゼロにするという事です。
二酸化炭素のことを、炭素は英語でカーボンですので、二酸化炭素のことをいっているわけですね。ちなみに、炭酸水は、カーボネイティッド・ウォーターといいます。
そして、定期的に進捗の報告と問題点の是正などのために、国際会議を開いてきました。
アメリカはバイデン政権になって、パリ議協定の再参加に前向きになっているという事ですが、参加することで国益が損なわれる懸念が根強いようです。
この協定、つまり国際条約への批准は、本来は日本国憲法の上位に来るものです。国際的な約束が、拳法の上位に来るのは当然です。
アメリカが離脱したのは、国の成長のためには、この協定が守れなくなるからで、その点非常に真面目です。日本の場合は、この協定は石にかじりついても守ると思っている官僚や政治家は僅かしかいません。
そのため、菅総理の言葉はとても重いものといて受け止められました。日本の総理をウソつきにするわけにはいきませんので、あの発言で環境省だけではなく、経済産業省も、国土交通省も真剣になりました。
とりあえず、排出量削減
それ以降、日本国内では家庭、事務所、工場などの排出量の削減に向けての動きが活発化しています。
その中でも、これまで削減に否定的だった、国土交通省までもが選挙区的に補助金などを出すようになりました。
また、電源においては原子力の再稼働がいわれています。それが無いと、原油がこれ以上上昇して、kwhあたり50円にもなるという事ですから、致し方ないですね。
更に、太陽光パネルの活用もいわれています。メガソーラは批判が多いのですが、家庭用のソーラーパネルは、あまりマイナス点がない優れもののです。しかも価格がどんどん下がっていて、とても手頃になっていますのでいいのではないでしょうか。
これらの事が話されているのですが、残念ながらロシアのウクライナ侵攻によって、少なくともロシアとウクライナからはいろいろな合意が取り付けられなくなって、参加者全員が統一見解を出す、共同声明は発表されない見通しです。
戦争が収まると燃料費が下がる上に、株価も好転すると思いますので、そろそろロシア政府も折れてくれると嬉しいのですが、彼らも国益のためには一歩も引けないのでしょうね。
いずれしても、我々庶民ができるのはなるべく光熱費がかからない、二酸化炭素排出量の少ない家を建てることです。
そのあたり、しっかりやっていきたいなとと思っています。
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