どうしてコンサルはしくじるのか?

皆さん、こんばんは。

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《《《2024年4月6日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第519号》》》

実は、当社はコンサルティングをやっていません。

これを何度言っても、コンサルとして紹介されますからね。正直閉口しています。

でも、工務店さんに入り込んでいるコンサルはよく見かけます。

コンサルティングをする企業といえば、大きいところだと船井総合研究所さん、リブコンサルティングさんなど工務店向けのコンサル専業ではない会社も多いです。

その他に、イノマルケティーノさん、スムースさん、ハイアスアンドカンパニーさんなどがあります。

更には、コンサルティングが主ではないのですが、コンサルもやっているとなると数え切れない程の企業があります。

例えば、ナックさんとかは、工務店の皆さんからはコンサルと呼ばれていると思いますが、彼らはパッケージ商品を売っている広い意味で情報商材屋さんという感じですかね。

どの企業も存在意義があるので、生き残っています。

工務店業界内での評判は、そんなに良くなくても、これらの会社で大成功を収めた会社があるのも事実です。

評判が良くないのは、そもそも費用がかなり高額だからだと思います。それで成果が出せればいいのですが、100%はどの世の中もありませんからね。

どうして、コンサルはしくじるのか?

では、どうしてコンサルティングは失敗してしまうのでしょうか?

ちょっと考えて見ましょう。

要因は、主に2つあります。工務店側の問題の場合と、コンサル側の問題です。

  1. コンサル側の問題
  2. 工務店側の問題

この2つの会社が当事者なので、これ以外原因はありませんん。お客様が原因にはちょっとならないとですね。

どんな時もお客様のせいにしては、絶対ダメです。それでは成長しなくなりますからね。

では、それぞれの原因を見てみましょう。

コンサル要因の失敗

これは、担当者の技能が低い場合に起きます。

コンサルというのは、工務店に舐められないために精一杯去勢を張っています。

そうでないと、工務店さんが従ってくれないからです。

つまり、工務店さんにアドバイスに従って貰うために必要以上に、知識があって、実績があるように店かかけています。

ですが、お客様の反応は常に一定ではないので、柔軟性や経験が必要なんですが、なかなかそれがありません。

つまり、若すぎる、経験が足らない、能力が足らないという問題がある場合があります。

工務店としてダメだと思ったら非情になって担当変えないと同じ過ちを繰り返します。

ちなみに、工務店とビルダークラスの建築会社がいますが、できる担当者はビルダークスラスで、工務店は社内の教育用と割り切っているコンサルもいますからね。それはそれで、ちょっとたちが悪いです。

工務店が問題の失敗

こちらもたまに見かけますが、工務店が担当者のいう事を聞きすぎるという問題があります。

つまり、依存してしまって失敗するって事が多いんです。

実力があるコンサル担当者であれば、突き放してくれますが、依存させたままの方が長い間コンサル依頼して貰えますからね。

コンサルを頼むときの心構えはいずれは、卒業を考えないといけないという事です。

そのための目標を決めずにコンサルを入れると言うのは問題があると思いますね。

ビジネスを上手くやるためには、自分で全部理解はしておかないといけません。もちろん実働は外注に降ってもいいんですけどね。

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Posted by 湊 洋一