耐震も性能の時代

おはようございます。

MX代表のみなとです。

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工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。

《《《2023年11月12日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第376号》》》

大谷翔平選手がもうすぐ、新しい契約をするようです。

報道では、最低でも5億ドル、もしかしたら6億ドルの契約になるかもしれないそうですね。

6億ドルというのは、900億円です。これまでの総収入は、100億円は稼いでいると思いますので、生涯賃金が1000億円を超える初めての選手になりそうです。

我々日本人の生涯賃金が、3億円といわれていますので、330人分を1人で稼ぐという感じでしょうか。

大谷選手の活躍ぶりはメジャーでもユニコーンと言われていますから、メジャー1200人の支配下選手の中でも飛び抜けていますからね。(30チームに40名の支配下選手がいます。もちろん、3Aなどの下部組織は別ですが。)

アメリカの場合は、出る杭は喜ばれます。

日本の場合は、どうもそうは行かないみたいです。

設計士の無自覚

先日、ある方のFacebookを見ていたらこんなことを設計士に言われたということです。

設計士案件で建築を行おうとしたら、耐震等級は3にするために、許容力度計算を行うと設計に自由度が無くなるので、他の工務店と建築を行いたいというものでした。

これは、お客様の財産へのある程度のリスクを見た上で、見た目を取りたいということです。

お客様が耐震等級3を求めて居ないからということでした。

この発言は、2つの点で間違っています。

1つめは、リスクがキチンと読めない施主の意見にプロが従っていること。

2つめは、リスクを説明した上でも、許容力度計算そのものはやった上で、耐震等級3にならない場合でも、耐震等級2以上を目指すべきです。

耐震等級3にするためには、確かに水平構面、構造材など箱としての性能を上げることになるのですが、箱そのものがある程度あると、当然ですが耐久性が高く、寿命も延びます。

  • 熊本地震のデータを見たらそんな悠長なことを言っていられないだろうと思うのですけどね。

それも全て解った上で施主が判断するのであれば、それは致し方ないかもしれませんけれども。

デザインのための基本性能を落としたら、それは本来別のことだと思っています。

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Posted by 湊 洋一