地域によりCO2の排出量に差がある
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《《《2024年6月5日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第574号》》》
昨日に引き続き環境省がまとめている『令和4年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査 結果について(確報値)』で面白いデータがあったのでお伝えします。
それが、地域別CO2の排出量の差です。
寒いところが当然CO2を多く排出している
年間用途別CO2排出量ですが、こんな感じなんですね。
北海道と北陸でCO2の排出量が多くなっています。そして意外なことに近畿のCO2排出量が一番少ないですね。
構成は少しずつ違います。
特徴的なのは、やはり北海道と沖縄になります。
北海道は暖房へのCO2排出量が多くて、冷房はほとんどありません。
沖縄は全く逆で暖房のCO2の排出量はありませんが、冷房が圧倒的に多いのが沖縄です。
その他の地域は傾向がありますが、そこまで大きな差になっていないですね。
次に割合だけにしてみる
それぞれの要素のCO2排出量を要素ごとの割合にしてみるとはっきりと傾向が解ります。
このとき当然ですが、使用量の絶対値は解らなくなりますので、それぞれの要素ごとに分けて観察する以外にはありません。
ですが、これだと傾向がはっきり解ります。
一般的に、給湯が3、冷暖房で3,残りの家電調理で3~4とお伝えしていますが、地域によって異なることがはっきりと解りますね。
関東から九州にかけて解るのは、意外に家電の排出するCO2の量が多いことです。どの地域もおよそ半分は家電+照明がCO2を排出しています。
冷房と暖房は北海道と東北をのぞくと20%前後です。
沖縄以外の給湯は全体に対してに対して、25%前後です。沖縄以外は北海道も20から25%に入っています。
これらを見ながら地方によって標準的な日本人の暮らしには差があるのかなと思いました。
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