全館連続暖房はやっちゃダメ 1
こんにちは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます。
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2022年12月25日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第63号》》》
調子に乗ってクリスマスから年末なのに、思いっきりマニアックネタを連発させてもらいます。
どうせ年末年始はつまらないテレビしかやっていないので、ブログでも読んでみてください。
他にも面白い記事を書かせていただいていますから。(自画自賛(^_^;)
うちは、再婚でチビッコが3人いるのですが、まだまだクリスマウスが楽しい時期です。一番小さいのが、8歳ですから、あと3,4年は楽しめるでしょう。
ありがたいなと思います。昨日もサンタがやってきたと大騒ぎでした。イヤ可愛い。
さて、今日のマニアック企画は、『全館冷暖房は止めなさい』です。
これは、条件が合って、ある一定の条件下ではやっても良いと思うのですが、それを外すとコストがかかりすぎます。
このツイートを見てください。
この建物はこんな感じです。
鉄骨ユニット
延床34.5坪
UA値0.49
太陽光2.6kw
全館空調
5LDK(LDK21.5畳、3.5畳2部屋)
オール電化、食器洗浄機、ドラム式洗濯機
これで、12月の使用エネルギーが20日で153kwhの電気代が9,200円ですから1kwh当たり60円?ちょっと計算がおかしいですね。多分、基本料金がプラスされているので152×40円=6千円に加えて、基本料金が3千円ぐらい内なのかな?と思います。
注目は、1月の電気代が4万円近くなっていることです。これは基本料金を除くと900kwhぐらいのエネルギーを使う事になると予測しているのでしょう。
正直年に1ヶ月、2ヶ月といえど高いですね。
どうしてこんな事になるのか?と言えば、UA値0.49つまり、断熱等級6にちょっと足らないの住宅で全館空調をやっているからかなと思います。
全館空調を入れるためには
では、どの程度の性能で、どんな全館空調を入れればいいのか?という話を今日から3日間に分けて書いていきますね。
まずは、その前提として、東京大学の前先生からもらったデータを見てください。
これは、前先生が建築研究所の1次エネルギーの算定ソフト、HEAT20の算定ソフトそれから、ホームズ君というソフトで、建築研究所の標準の住宅でUA値を変えてシミュレーションしたデータです。
日射の影響は全く同じにしているので、今回は日射の影響の議論は含めないで見てください。
今回はこの数値を元に、しっかり議論を進めていきたいと思います。
これみるだけで、それは凄いことが解るんですが、ちょっと長くなりすぎますので、一旦切ります。
明日をお楽しみに!
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