中国での太陽光パネル生産
皆さん、こんばんは。
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《《《2024年6月12日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第581号》》》
更新が少し遅れました。でも、また頑張ります!
太陽光発電に関しては根強い反対意見が多いですね。
その反対意見と実際を調べた結果をお伝えしてみたいと思います。
太陽光パネルの原料
ウイグルの人権問題と絡んでの原料の問題があります。
ウイグルに関しては、懸念があるのは確かですが、最近読んだ橘玲さんの記事でのウイグル訪問記があります。
ダイアモンドの記事: 『AI監獄のディストピアか中国化による平和なのか、「新疆」は勧善懲悪のドラマよりもずっと複雑だった』
これを読んでいただけるとわかるのですが、ウイグルの人々が全員弾圧されている訳ではなく、多くの人々は経済的に恵まれた生活をしていることがわかります。
これが、思想を弾圧しているといえば、そうかもしれませんが、隣国のキルギス、タジキスタンよりも良い生活をしているわけです。それが良いか悪いかは、米国の倫理観と中国の現実の狭間にあります。
そして、太陽光パネルのセルの原料の約半分は、新疆ウイグル自治区で作られているといて、米国は以下5社の米国への取引を停止しています。
・合盛硅業股分有限公司(ホシャイン・シリコン・インダストリー)
・新疆大全新能源(ダコ・ニュー・エナジー)
・東方希望集団(イースト・ホープ・グループ)傘下の新疆東方希望有色金属
・新疆協鑫新能源材料科技(新疆GCLニューエナジーマテリアルテクノロジー)
・新疆生産建設兵団(XPCC)
ちなみに、太陽光パネルの工程は大雑把に言えば、こうなっています。
半導体同様の工程でセルの生産(前工程)⇒セルを配線材料のでつなぎ合わせるパネル化(後工程)⇒ガラスの接着とアルミフレーム、端子台の取り付け(後工程)
この中でウイグルに関わっているのは、この前工程のさらに上流の一部のようです。
理由は、金属シリコンの生産が中国に酋長しているからというのも一因です。なるべく原料を加工して輸出したい、販売したいというのは、商売人なら当然の考えですね。
その方が収益も上がりますし。単価も上がります。
ということで、ウイグルだ問題なら残りの半分のパネルを使えば良いだけです。
生産において、それ以上のアッセンブリと言われる組み立て工程は、輸出の目的で、貿易港までの近くで生産されています。
太陽光パネルの場合は、前工程と後工程は両方やっている会社もありますが。多くは後工程が中心ですね。
いずれにしても、原料に関してはグレイという感じですね。
個人的に問題は少ないと思っています。
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