政治とCO2削減
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年12月7日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第401号》》》
オーストラリアに来て3日目です。
来週の月曜に帰国しますので、この週末を残すばかりですが、社会の雰囲気はマイルドな経済成長ということで、とても希望に溢れています。ビジネスチャンスもありそうな感じですね。
さて、ここ豪州でも政治とカーボンニュートラルが複雑に絡まっています。
政治制度と環境問題
アメリカも、オーストラリアも両方とも2大政党制になっています。
アメリカでは、共和党=保守主義、民主党=リベラルということになります。
オーストラリアの場合は、保守連合が与党で、野党=労働党がリベラルになっています。
何で、その政治体制の話をくどくど書くかといえば、こんな構図になっているからです。
保守主義 重商主義⇒経済発展を望む
リベラル 環境重視⇒差別をなくすなど、社会をよくする
つまり、現在はアメリカは民主党なので、環境問題を一生懸命やっていますが、トランプが勝つとそれより経済発展だろう!ということになります。
実際にオーストラリアの場合も、保守連合か政権を取っているので、結局、経済政策中心になって、CO2の削減計画が、こんな風に全然削減できていないのです。
経済政策か?CO2削減か?
政治家は、どうしても将来の投票が欲しいので、経済を発展させることを重視します。
失業率が減って、経済成長したら、人口も増えますし、有権者も増える好循環が起こります。国力も強くなりますしね。
ですが、当然ですが人口が増えて、経済活動が活発になれば、CO2の排出量が増えてます。
CO2削減というのは気候変動のためにやっているので、将来の人類が安心して暮らせるとか、砂漠化がとまるとか、かなり話が大きい上にわかりにくいのです。
物理学者の中には、今でも地球は温暖化しているので短期的の傾向で、いずれ寒冷化するといっている人もいますので、正解は僕にもわかりませんが、欧州の状況を見ると、CO2削減をしなくて良いということをいえる雰囲気ではありません。
日本はGX戦略
日本は、グリーントランスフォーメーションということで、CO2の削減と経済成長を両立させようともくろんでいます。
経済活動を活発にしつつ、CO2を削減すろというのが、この政策の趣旨になります。
成功すれば日本はよくなるのになと思っています。
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