蓄電池をつけるタイミング
おはようございます。
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《《《2023年9月25日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第330号》
蓄電池が安くなってきました。
その反面電気代が上がっているので、これまでは元が取れなかった蓄電池が急速に元が取れるようになっています。
その計算と取り付けのタイミングをお伝えします。
太陽光パネルと蓄電池
基本的に蓄電池だけを導入してもメリットがあまりありません。
蓄電池を購入する場合は、太陽光パネルと一緒に、あるいは蓄電池をあとからでも良いのですが、太陽光パネルが設置されている家庭に取り付けてください。
仮定として、6kwhの太陽光パネルの載っている住宅に10kwの蓄電池を載せる場合を考えます。
6kwhの太陽光パネルは、年間に1000~1200倍の発電をしますので、ここでは固めに1000倍としておきます。
年間の発電量は、6000kwhです。
これを売電すると1kwhあたり10年で買って貰えるとします。年間の販売価格は6万円になります。
ちなみに、現在、1kwhあたり40円で我々は買っていますので、全量自家消費をすると、24万円の電気代を節約できることになります。
これは、年間の住宅の電気使用量が、7200kwh程度とされていますので、年間の電気使用量の8割に相当します。
6kwhの太陽光パネルをつけると全量売電で6万円、100%自家消費で24万円の間になるということになります。
これを細かく仮定で見ても仕方がないので、こう考えます。
蓄電池無しの場合羽の自家消費率は、25%程度なのに対して、蓄電池を入れると自家消費率が70%程度になるといわれています。
つまり、6000kwhの25%を自家消費すると電気代は1500kwhx(自家消費40-売電10)円ですから4.5万円の節約になるのに対して、自家消費率が70%になると、4200kwhx(40-10)円だと、12.6万円の節約になります。
差額は8.1万円です。
蓄電池の寿命が15年と言われているので121.5万円が節約できる計算になります。
つまり、10kwhの電池の価格が120万円以下であれば元が取れるし、それ以上だと元が取れないという計算になります。
これは、売電価格が下がれば下がるほど、電気代が上がれば上がるほど顕著になります。
卒FIT対策として
FITが終了すると売電価格は著しく価格が下がります。
そのタイミングだと売電価格と電気の買い取る価格が大きく動くタイミングになります。
当社も実はは蓄電池を扱っていますが、この記事は電池の導入タイミングを検討するために書いてみました。是非参考にしてください。
ちなみに、当社の蓄電池はかなり安いです。正式には見積もりをしますが、10kwhの場合は、110万円切ってお出しできると思います。
見積もり依頼をお待ちしています。
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