ベタ基礎から布基礎へ
みなさん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
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《《《2025年8月9日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第999号》》
午前中は、少し関わりのある会社の現場に行っていきました。
午後は髪の毛を切ってきましたよ。
さて、その会社に言われたのが、ベタ基礎の会社が布基礎になってきているというものです。
その辺検討してきました。
ベタ基礎と布基礎
ベタ基礎は、強い。安心。

布基礎は、古くさいということで、現代はベタ基礎が主流になってきています。
ですが、最近、布基礎に脚光が当たっているという話を聞きました。
どうしてでしょうか?
それが、原材料費の高騰なんですよね。
コロナ前は、だいたい1,800万円有れば、最低のローコスト住宅が手に入っていたのはご存じ通りですが、今では、最低価格が2,500万円から、まともな住宅が欲しかったら、3,000万円という工務店も少なくありません。
そのための、コストダウンのための布基礎なんです。
ベタ基礎と布基礎のコスト差
30平米の少し小さめの基礎を考えたいと思います。
公的な価格資料(経済調査会『積算資料ポケット版 住宅建築編2025』)に「ベタ基礎 概算単価(立上り幅150mm、厚200mm、床㎡あたり)」が掲載:平米55,700円(2025年時点、70~100平米規模のレンジ)。
これをそのまま30平米に乗じると約1,671,000円。
一方、布基礎は自治体の積算要領でも「布基礎長×単価」など延長基準で見積る旨が明示され、平米単価の直接比較が適切でないことが分かります。
実務の価格差感として、ベタと布の差は30坪で30~40万円という説明があるため、面積比例で30平米だと約9~12万円の差。
つまり、ベタ基礎より平米3,000~4,000円/㎡ほど布基礎が安いと推算されます。
今の基礎は、きちんと教養応力度計算されているので、あまり耐震や強度において布基礎とベタ基礎の差が無いと思います。
それだと安い方が良いですよね。
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