大手ハウスメーカの退場?

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《《《2024年5月22日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第560号》》》

この6月にやろうと思っているのですが、大手ハウスメーカの経営分析です。数字に関しては把握しておかないと大手の動向側から無くなります。もしかすると、数年否に個人宅から撤退するところがでるかもしれません。

どこも好調な大手

売り上げそのものも決算もとても良いのが、積水ハウスとダイワハウスです。

ダイワハウスの売り上げは建設セクターでトップ。5兆円を超えます。鹿島建設のちょうど2倍の売り上げになっています。

積水ハウスが業界では2位で、3.1兆円と絶好調です。

また、3位集団のミサワホームは、売り上げが4,200億円ということで、ダイワハウスの1/10以下になっています。

因みに、上場企業では、タマホームが2,560億円です。一条工務店とヒノキヤグループは非上場ですが、一条工務店が5,300億円、ヒノキヤグループは、1,400億円となっています。

アイ工務店が1,340億円ですから、ヒノキヤグループとほぼ同じ売上高となっています。

住友林業は、企業全体で1.7兆円と大きな数字ですが、住宅部門では5,300億円となっていて、ミサワホームを上回って一条工務店と同じ規模です。ミサワホームは、単体での経営を諦めて、トヨタホームとパナソニックホームズとの完全合併を選ぶかもしれません。

この他、三井ホームが1,370億円、旭化成ホームズが決算はこれからですが、注文住宅部門が4,400億円程度。セキスイハイムが全体で5,300億円ですが、そのうち国内の住宅部門の売り上げを分離できませんでした。

単純な比較では難しい

大手の場合は、様々な売り上げがありまして、注文住宅部門の単体での売り上げは詳しく見ていかないと解りません。

そして、どこも棟数は落としています。特に上から5社、6社のうち一条工務店以外はどこも落としています。

特にダイワハウスは個人住宅の売り上げが落ちていると言われています。これは昨年、積水の分析を行いましたが、今年の6月以降にダイワハウスなどの分析を行おうと思っています。

飯田産業グループもオープンハウスも売り上げ規模は大きいですが、注文住宅の割合はしれています。

いずれにしても市場の実態把握は結構難しいのが現状ですね。

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Posted by 湊 洋一