地震と耐震基準 1
皆さん、こんばんは。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
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《《《2024年8月8日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第637号》》
なんだか夏休みに入って、つらつら仕事をしようと思っています。
ブログもすっかり遅れてしまいましたが、またこれからコツコツと書いていければ良いなと思っています。
日本は地震国です。
日本の建築物は地震との戦いの歴史です。
建築基準法制定当時
建築基準法が制定されたのが、1950年、昭和25年です。このとき初めて壁量の考え方が、初めて採用されましした。
これは、関東大震災や1948年の福井地震がきっかけで、市街地では無く地方の建築物の強度も一定水準が必要ということで制定されています。
この当時は、基礎はありましたが、無筋でした。
底盤も無かったですし、場合によっては束石の代わりのコンクリートの基礎の場合もあります。
流石にこの頃の建物は、もう余り残っていないと思いますね。
このときに、筋交いは釘、かすがい、ボルトなどの金属で固定と明記されました。
それで大丈夫なの?と思いますね。
ですので、昭和25年以前の建物は、歴史的建造物でも無い限り基本建て替えを検討してください。
旧耐震基準
その後、地震が起こるたびに、基準が強化されていきますが、今からするとかなり遅い歩みですね。
1964年の新潟地震、1968年の十勝沖地震を経て、基礎が強化されて、底盤付きの布基礎が使われるようになってきました。
ですが、これでも旧耐震基準になります。
新耐震基準と呼ばれる法改正は、1981年、昭和56年に行われて、翌年交付されます。
続きは明日書きます。
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