赤字回避の秘策

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《《《2025年5月23日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第921号》》

とにかく、工務店が赤字だと銀行が継続して支援してくれません。

特に、1期だけの赤字は、まあ許してくれますが、2期連続、3期連続だと不味いです。

もちろん程度にもよりますが。大幅な赤字は不味いですが、軽微な赤字はなんとしても黒字に持って行った方が決算としては良いと思います。

これは、当社が赤字だったらしゃれにならないのですが、今季はおかげで黒字になりそうなので、赤字の時の転ばぬ先の杖として、お読みください。

赤字決算は避けたい

対銀行だけではなく、取引先からの与信も含めて、赤字決算は不味いです。

その赤字決算を避けるためには、ありとあらゆる合法的な手段を尽くすべきです。

ただし、粉飾決算は、詐欺みたいなものですので絶対やったらダメです。

粉飾決算やるぐらいなら、赤字決算を組んだ方がマシです。

赤字は単年で考えてほしいです。

連続は絶対に避けないといけません。

良くない決算をよくする

まずは、自分の人件費です。これを落とすことを考えてください。最悪、数ヶ月遡ることも考えてください。役員補修も1度だけなら期中に変更可能です。

あとは、余計な経費削減です。

何が余計なのかは当事者にしかわかりませんが、5万円の経費が20件で、100万円。100件で500万円のコストが出ます。

会費、定期的な出金を一時的にすべて辞めてください。何かの会も今のご時世ですから半年休会など認めてくれルことが多いです。

次に資産の売却です。これは、簿価よりも高く売れるものからにしてください。

その次は、通常やらない在庫の計上ですかね。在庫=資産になりますが、流れている資材は、使っていることにしている場合があります、10万円でも、20万円でも資産計上すれば、それは原価にはなりません。

また、材料以外も資産計上できるものは資産に上げてください。場合によっては一時的に不動産を物納して、資本計上するなどすれば、売り上げには寄与しませんが、対銀行では良いことです。

その次には補助金の取得ですね。

これは直ぐに成果が上がりませんが、当社では多いと年間に200万円ぐらい補助金・助成金を貰っています。日頃から気をつけていれば、貰えるものが一定数ありますので、是非貰ってください。

これらで、年間に最低でも1000万円、多いと2000万円ぐらいは出てきます。これでも足らないのであれば、あとは計上月の変更ですが、これはなるべく避けたいですね。

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Posted by 湊 洋一