吹き抜けリビングでのエアコンの配置と効率化

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《《《2024年10月8日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第696号》》

吹き抜けリビンでのエアコンの配置ですが、こんな風に考えると良いです。

吹き抜けは寒い

流石に最近は言われなくなってきましたが、吹き抜けは寒いのでしょうか?

これは、断熱等級6以上では問題が無いのですが、断熱等級5程度だと寒い可能性があります。

ですから、性能が上がると問題が無いと覚えて貰えば良いです。

吹き抜けの機能

吹き抜けは、こんな風に活用できます。

1番の機能は、1階と2階の温度ムラをなくす機能です。

更に、太陽光を取り込めるので、2階の窓に差した太陽光を1階に導入できる機能があります。

これで屋内が明るくなる上に、冬には屋内全体を温める機能もあります。

そのために、方位や窓のサイズもとても重要になります。

その他の吹き抜けの機能としては、2階と1階で会話ができるとか、2階から1階の雰囲気がのぞけるなどの機能があります。

ただし、逆に言えば、プライバシーがかなり奪われます、また床を張れば部屋になる部分を何もない空間にするわけですから、それだけコストがかかることになります。

そのため、吹き抜けは小さくするというのが今の流れかなと思っています。

吹き抜けを冷やす

冷房においては、吹き抜けは上から冷やせるというメリットがあります。

冷たい空気は自然と下に落ちていきますから。

ということで、ホールエアコンが流行っています。

2階のホールを冷やしてそのまま1階も冷やそうというものです。

これを上手に使うと、エアコン1台で全館空調が簡単にできますよ。

暖房の場合は、1階の暖気を2階に上げれば充分に2階は暖かくできます。

1階の暖房は基本何でもOKです。

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Posted by 湊 洋一