気密の建物への影響

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《《《2025年8月3日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第993号》》

今日は午前中運動、午後は宗教と文化の勉強でした。

ということで、今晩帰ります。

今日は、気密の話です。

ある程度の気密

住宅の空調計画において気密は何よりも大切です。

断熱性能以上に大切ということはないですが、同じくらい大切です。

よく気密はどうでも良いという方がいらっしゃいますが、気密は空調計画の時に計測すると、1.0程度はないと、エネルギーロスが大きくなりすぎます。できれば、0.5は欲しいのですが。

なので、どうでも良いとおっしゃっている方には、その真意を聞くといいです。

0.1までは要らないとおっしゃっている方もいます。それには同意します。

本当に意味が無いという方は、空調なんてどうでも良いと言っているのに等しいのです。

経年で気密は下がる

更に、経年で気密は悪くなる傾向があります。

建物が10年、20年と過ぎると建物の気密は悪くなるという傾向にあります。

それは、以前ブログに書きましたが、論文でも出ています。

どのぐらい数値が悪くなるか?は、これは一概には言えません。

ウレタンの場合とGW+バリアシートの場合では結果が異なります。

また、大きな地震があるとどんなに丁寧な施工をしていても気密が下がるのは致し方ないです。

木材も痩せますし、エアコンの工事が不味いなどの後付けの機器の問題もあります。

新築時の気密に一喜一憂しない

そのため、新築時の気密の数値に一喜一憂してもあまり意味がありません。

エアコンの取りつけなどもご注意いただき、エアコンの効きが悪いなと思ったら、気密を測定して見る、その他の風の流れを見るなどの注意が必要かなと思います。

気密は、空調と換気に何よりも大切な要素です。ただし、C値0.5以上にする必要は余りありませんので数値はあくまで確認用だと思って下しさいね。

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Posted by 湊 洋一