空調計画のやり方 2(エアコンの選定)
皆さん、こんばんは。
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《《《2024年6月19日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第588号》》
昨日の続きで、エアコンの選定をやっていきます。
その前に、昨日は冷房負荷の計算の道筋を話しましたが、暖房負荷の生産も必要です。
暖房負荷の計算
暖房負荷は、冷房負荷と真逆になります。
建物から逃げる熱を、屋内に熱を作って補うという発想です。
下記のグラフを見てください。
冬は外に逃げる熱が大きくなるので、それを屋内に熱を作って補おうという発想になります。
夏と違って潜熱の記述が無いのは、湿度が低く影響をあまり受けないからです。
ちなみに、加湿というのは潜熱を追加する行為ですから、暖房と本質的には同じことです。
この暖房負荷でも、建物部位ごとの熱の出入りを計算して、最終的に建物全体ので暖房負荷を算出します。
これもソフトでやっています。
エアコンの選定
この冷房負荷、暖房負荷を次はどうするか考えないといけません。
エアコン1台で空調するのか?エアコンを居室ごとに入れるのか?ですね。
2階はホールに1台置いて2階の空調を行う。
1階はリビングにエアコンを取り付ける対応で、断熱等級6以上なら特に問題はならないと思います。
実際のエアコンの置き方は、各社いろいろありますが。当社の場合は、暖房用の床下エアコンに加えて、冷房用のホールエアコンで対応しています。
当社のシステムに関しては、機会があったら別途ご説明いたします。
しかし、こうやって冷暖房負荷を計算したら後は、その負荷よりも30%程度サイズの大きい空調機を選べば、空調計画は完成です。
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