全館空調システム
皆さん、こんばんは。
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《《《2024年4月3日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第516号》》》
全館空調システムについて、髙橋建築(秩父市)の髙橋さんがブログに書かれています。
この内容が話題になっていました。
そこで、今日は全館空調システムの前提条件を少し書いてみたいと思います。
全館空調システムの条件
全館空調システムには、いろんな仕組みがあります。
ですが、基本的な考えは変わりません。
それは、これが条件になっています。
- 熱源(冷暖房とも)はエアコンが基本
- 基本的に外皮性能は断熱等級6前後無いと熱の逃げが大きく電気代が高くなる
- きちんとした全館空調システムは、全居室に空気の流れを作る
こんな感じでしょうか。
これは、YUCACOシステムでも、ローヤル電機のシステムでは、マーベックスでも同じです。
基本的にどんな全館空調システムでも、空気を分配する仕組みと空気を暖める(あるいは、冷やす)仕組みがあります。
場合によっては、換気を組み込んでいるシステムもあれば、ない仕組みもあります。
つまり、空気をどう分配するか?が、システムによって大きく異なるのと、熱源をどうするか?というのが主な違いですね。
短期的ではなく、長期的視点で
どのシステムも、デモなどを見る限り大きな差はありません。
ほとんどの全館空調システムは、熱源にエアコンを持ってきています。そして、空気を配る目的で配管をしたりしています。
短期的には素晴らしいのですが、長い目で見ると問題があるなと思う事が多いです。
工務店の方は、割と気にしない方が多いのですが、熱源も壊れますし、ファン関係も壊れます。
壊れたときに、いくらかかるのか?によってそのシステムが問われることになります。
専用機の場合は、同じものに入れ替えないといけません。100万円なら、100万円かそれ以上かかります。
300万円の機器も壊れると修理しないといけないのですが、部品の交換が10年後問題無いか?30年後は?まで考えないと高ければ高いほど導入には慎重になるべきですね。
300万円でも今のローンの環境なら1万円ですみますが、現金での300万円はちょっと厳しいですから。
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