太陽光発電を利用したエコ空調の導入方法

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《《《2024年9月11日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第669号》》

決算が終わると金融機関がどんどん来るのです。

新しく借り入れを起こしてほしいという話も来るんですよね。

さて、今日は太陽光パネルと空調です。

太陽光パネルとの相性は昼間使うもの

太陽光パネルですが、これの搭載率を上げる動きが多くなっています。

実際、太陽光パネルはつけた方が圧倒的に得です。

で、得といっても、使わないと意味がありません。

理由は、蓄電池にためる以外に、売電すると損をすることが多いからです。

買う電気は、1kwhあたり35円前後です。そして、売電は現在新規にパネルつけると1kwhあたり16円です。

つまり、使うと20円ぐらい得をすることになります。

ですから、最近は『お日様エコキュート』が流行っています。昼間に使う電気は得になるからなんです。

少し前の夜間電力が安かったように、今は太陽光パネルを載せると昼間使うエネルギーが得になります。

昼間電気を使うものには、こんなものがあります。

お日様エコキュート

冷蔵庫

エアコン

蓄電池

ということになります。

ビル用には、以前氷を作って冷やすシステムとかありましたので、そのうちそんなシステムができるかもしれませんね。

エアコンは昼間運転、夜間は止める

そのため、太陽光パネルが載っている建物の場合は、エアコンのメイン運転は、昼間が望ましいです。

冷房運転は、昼間行って、夜間は送風運転にするとエコになります。

暖房運転もそうなのですが、プランをきちんとすれば昼間は太陽が入って暖かくなるので、更に暖房を動かすと暑くなりすぎることも考えられます。

エコ空調ということであれば、前述の氷を作っておくというのは良いかもしれません。

それがダメなら、蓄電池ですが、蓄電池は貯めるときのロスは少ないのですが、使うときのロスはかなり大きいので、あまりに蓄電池に頼るのはお勧めしません。

蓄電池の充放電のロスは25%程度、更に直流から交流への変換ロス20%ほどあります。

1kwhの電気が呪法伝で、0.75kwhになって、実際に使えるのは0.6kwh程度です。

温度を保持する仕組みをどこに持ってくるか?で、いろいろ効率が変わってきそうですね。

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Posted by 湊 洋一