伸びるアイ工務店
おはようございます。
MX代表のみなとです。
今日も、毎日のブログを書いていきます
工務店の皆さんの力になったら良いなと思って書いています。
《《《2023年11月18日 エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第382号》》》
今日は1日講演会などに参加していました。
もう年内の週末が何回あるのでしょうね。6回ですか。それしかないんですね。
さて、今日は断熱の話では無く、工務店さんにとって大きな脅威になっているアイ工務店さんについて書いていきます。
競合ということで、よく話を聞くようになっているのではないでしょうか?
それもそのはずです。
理由は、驚異的な出展計画にあります。
なんと、現在の店舗数が220店です。
積水ハウスの全国の住宅展示場が360店舗ですから、その6割を超えてきました!
まあ、支店も全て合わせると積水ハウスが圧勝なんでしょうが。
一条工務店さんが公式には500の住宅展示場に出しているということを考えても、大手の域に徐々に近づいていますね。
アイ工務店の年間受注棟数
この会社は、決算期が6月で、非上場なので確りとした決算は解りませんが、先日、『住宅産業研究所』の発表によると、
2023年6月期決算 売上役1,300億円
年間完工棟数 およそ4,500棟
ということになっています。タマホーム10,300棟ですから、非常に乱暴ですが、タマホームの半分ぐらいの規模に成長した事になります。
タマホームの年商が、2,400億円ですから、アイ工務店さんの方がタマホームより少し高く売っているのかな?って思います。
アイ工務店の年商などは,あくまグラフから読み取った数字なので概算だと思っていてください。
アイ工務店さんは、唯一非上場ですから正確な数字は、キチンと公表されていません。ですから以下の分析は参考に見ておいてください。
タマホーム 10,300棟 2,400億円 1棟単価 2,330万円
アイ工務店 4,500棟 1,300億円 1棟単価 2,890万円
ということで、タマホームよりも2割は高く売っていますね。そのために、一人あたりの売上高が9,000万円を越えてきているのが特徴です。
仕様については、UA値を0.4以下にしています。表現的には、北海道の断熱等級5以下の断熱性能となっています。
耐震性能などは、耐震等級3ですね。このあたりは、性能に意識がアルという点をアピールするために必要ですね。
いずれにしてもまだまだ伸びる余地があるので、工務店さんは競合として意識するべきかなと思っています。
また詳しく解説しますね。
追伸:これに対して、ヒノキヤさんの売上も比較のためにおいておきます。
ヒノキヤさんの 2022年12月の決算の売上と、棟数はこんな感じです。
22年12月 4,168棟 売上 1,347億円 1棟単価 3,230万円
単価では、タマホームさんが一番安くて、アイ工務店さんとヒノキヤさんは同じぐらいか1割ヒノキヤが高いのかな?と思います。
それだけ高級感を出しているのかもしれせん。
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