壁倍率の話
こんばんは。
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《《《2024年2月15日エコ住宅をつくる中小工務店のためのブログ第469》》》
先日、JBN主催の耐震の話を聞きに行きました。
このあたりの話は詳しく別日に書いていきたいと思うのですが、今日は午後から、ある技術関連に強い方の話を伺っていると壁倍率の話になりました。
現在、国土交通省では面材の壁倍率を5倍までしか認めていません。
かなり乱暴にいえば、5倍ですから、1面あれば5面と同じ強度が出るよと言うことです。
吉野石膏のEXハイパーが2.7倍で、パーティクルボードで4.4倍とかいう物があります。
MDFの壁倍率
これが、MDFでは今後更に壁倍率が、8倍までの物が出てくるということでした。
仕様規定では、2025年の新しい耐震では、壁倍率が7倍までは認めるということになりつつあります。
これは、2025年から現在の4号特例が無くなって、新2号建築物か、新3号になる事と、付加断熱の普及によって、外壁の重さが上がった事による、建物重量加算が原因だということになっています。
では、7倍なのか?それ以上か?という話に鳴りますが、計算のルールをどれを使う?によって異なります。
いわゆる簡易計算、壁量計算による耐震等級の場合は、7倍までです。
検査機関の資料で、7倍までは認められるようになります。
ところが、許容力度計算では、試験データの活用が認められるということですから、8倍のパネルも今年の後半には登場するだろうということです。
MDFは、構造用面材としてはそれ程普及していませんが、今後価格と性能のバランスで急速に増える可能性がある面材です。
当社としても、MDFに関して情報収集をしてまた、提供していきたいと思っています。
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