■資金計画セミナー1■

先般からご案内の通り、福岡、大阪、東京の3カ所で
ファイナンシャルプランナーの中川優也氏による資金計画勉強会が行われました。

内容は非常に好評で、8月以降も随時開催していくことが決まっております。

この紙面を借りて、そのほんの一部を解説していきたいと思います。

今回のテーマは『お客様の予算をあと500万円上げる』でした。

現在、日本全体を通じてお客様の所得が上がっていません。

そのため、工務店の経営者、営業マンさんにあたっては、
この予算の問題をいかにクリアするかが、受注できるかできないか?
の瀬戸際といっても過言ではありません。

今回のテーマとしては、全部4つありましたが、
そのうち重要な2 つについて解説いたします。

この2つだけ覚えておいていただければ、
充分に500万円の予算を上乗せすることができます。

明日から直ぐに使えますのでじっくり読んでくださいね。

その前に、まず500万円の予算を増やすためには
何をしないといけないかを説明させてください。

100万円 ⇒ 3,000円(35年ローンの場合・概算)
500万円 ⇒ 15,000円(35年ローンの場合・概算)

つまり、お客様が1万5千円ローンの支払いが増えても大丈夫と思えば
予算が500万円増えるというわけです。

 

言い換えれば、月に1.5 万円節約して
お客様がその分をローンの支払い変えても問題ないとおっしゃってくれれば、
500万円の予算を確保できるということになります。

そのうちのまず一つ目は、携帯電話です。

多くのお客様はスマートフォンでdocomoかau、
あるいはソフトバンクで契約されており、
パケット放題も付いて月の支払いが6~8千円という方が多いと思います。

つまりはご夫婦で1万5千円前後という方がほとんどでしょう。

これを、お二人で5千円以下にできる裏技があります。

裏技といっても、そんなに難しくはありません。

MVNO(格安sim)というサービスがあります。

有名なのはイオンの携帯です。

この他にもDMM、ビックローブなどのネット大手、
ビックカメラ、ヤマダ電機などの量販店などがサービスを提供しています。

どの会社も値段に大きな差はありませんが、
通話とパケット通信料を合わせて1,000~5,000円という価格になります。

この場合は、スマートフォンは含まれておりませんので、
各社のサービス会社からスマートフォン本体を購入するか、
あるいはネットでスマホ本体を購入するか、
今使っているスマートフォンが2年を超えている場合は、
契約している会社でSIM フリー化という作業をしてもらえれば、そのまま使えます。

注意が必要なのは、各社はdocomo かau の回線を借りていますが、
docomo とau では通信の形が違うので両者に互換性は全くありません。

docomo とソフトバンクは同じ通信形式なので
両者のSIM フリー携帯は基本的に互換性があります。

では、格安SIM(MVNO)を使った場合は、どんな点が不便になるのでしょうか。

docomo、au などが独自に提供しているサービスがありますが、
これが使えなくなります。

音楽配信サービスや漫画や書籍のサービスです。

もちろん、独自サービスではなく、アップルやソニー、アマゾンなどのサービスは
今まで通り使うことができます。

アップルでもAndroid でも共通ですが、
ログインするためのID やパスワードは変更がありません。

要するに通信会社だけが変わるというわけです。

通信会社も特段品質が悪いわけではなく、docomoやau の回線を借りているだけですから、
その点も心配ありません。

携帯電話を、住宅ローンの返済のために一時的に格安SIM の携帯に変えるということで、
およそ月間に1万円の予算を浮かせることができます。

もちろん、ご主人の昇級や奥様がパートにでるなどで収入が増えれば
docomo やau などに戻すことも可能ですので、
あくまで一時的であるという事をご説明ください。

もう一つは、保険の見直しになります。

一番簡単なものは、団信が付くので死亡時の保険を見直すというものですが、
中川さんの保険の見直しは徹底しています。

中川さんの主張では、
掛け捨ての死亡保険とガン保険以外は全て無駄な保険という事になります。

医療保険、個人年金保険、終身保険、子供の学資保険などは
一切必要のない保険であるということになります。

その理由は、実際のセミナーで詳しく解説していますが、
確かに大手の生命保険、損害保険の企業は軒並み高収益を上げています。

社員の給与もサラリーマンで最高水準です。

ということは、保険会社がとても儲かるという構造になっているというわけです。

また、生命保険の場合は40%以上が手数料に消えるので、
そもそも大手ハウスメーカの家のように実際の保険にかかる真水というのは
本当に半分程度しかないという事になる訳ですね。

中川優也さんの資金計画セミナーは、8月以降も月に1会ペースで各地で開催していきますので、
是非ご参加いただきたいと思います。

CW断熱の会員様は無料でご招待させていただきます。

Posted by 湊 洋一