■経営コンサルタントの頭の中1■

経営コンサルタントの頭の中という題で、経営という事を分析していきます。

これをご理解いただければ、誰かに頼ることなく経営ができますし、
どんなコンサルを受ければ良いかが自分で解ります。

ナックなどの営業マンにきちんと対応できるようになりますので、
是非ご一読ください。

工務店経営に本当に必要なことというのは考えたことがあるでしょうか。

私は、このMXエンジニアリングを初めておよそ5年間そんなことばかり考えてきました。

そして、そもそも会社の経営には様々な要因がありますが、
こんな風に考えると理解しやすいということに気付きました。

集客 x 営業 x 商品 = 工務店経営

どういうことか解説していきます。

まず、会社を運営していくのは収益が必要です。

収益というのは利益という意味です。

この利益を生み出す仕組みが、上記の公式に全て含まれています。

ですので、年間10 棟以上になると必要な社内の人材の採用や育成などの
企業運営などの部分を度外視して考えれば、
この3 つだけ注意をしていけば、会社経営は成り立つということになります。

これらのうち、どれが重要だというのは特にありません。

皆同じように重要ですが、企業の業績は、これら3 つの項目のうち
一番弱い部分で決まってしまいます。

そして、集客とは文字通り見込みのお客様を集めることになりますし、
営業とは集めたお客様に契約してもらうということになります。

このあたりは、過去のレポートでもかなりお伝えしてきました。

これからもこれらの情報を提供していこうと思っております。

最後に、商品とは、まさしく皆さんが建てている家という話になりますが、
この商品は単純に家そのものではありません。

商品は、物+サービスに分解できます。

いかに商品というものを売ろうとも、付随するサービスも合わせて販売している
という点を忘れてはいけません。

それは、家そのものをどのような見せ方をしているか?
どんな仕様の物をどんな価格で売っているのか?
それに対して、サービスや社員や社長の対応は適切か?
事務所はきれいに片付いているか?電話対応は確かか?
など、本当に様々なこと、一つ一つ全てがあなたの商品になるわけです。

そして、その一番弱いところに業績がならってしまいます。

集客が弱い会社は、集客が業績の上限を決めますし、
営業が弱い会社は営業が業績を縛ってしまいます。

さらに、商品が弱い会社、つまり接客がまるでダメ、事務所が汚い、
魅力的な家が建てられないなどであれば、その部分が売上を決定します。

ということで、ここまで頭を整理すれば、どの部分を対策すれば、
自社の収益益、売上はアップするのでしょうか?
ということがしっかりと理解出来ると思います。

Posted by 湊 洋一