経営コンサルタントの頭の中 55

小さな差を放置しない

非常に集客も、経営も上手く言っている工務店さんがある反面、苦しんでいる工務店さんもありますね。その差はなんだろう?といつも考えています。

それが、この間飛行機に乗っていて気が付いたので、ちょっとお知らせしておこうと思っておもいました。

それが、冒頭にも書きましたが、『小さな差を放置しない』という考えです。

皆さんもご経験があると思いますが、普段お仕事されていて、『明日やろう』、『このぐらい大したことない』、『ちょっとぐらい良いだろう』という内なる声を聞いて、自問自答を繰り返していると思います。

これは僕自身も同じでして納期の設定も甘いですし、自分も甘やかせっぱなしです。そのせいでCW断熱が上手く普及しなかったのだろうなと反省しております。

ですが、できる経営者ははやっぱり小さな差を放置しません。

今日できることは今日やるという事を自分に課している経営者がとても多いですね。

では、一体どうすれば先送りにしない、充分の甘えさせることのない経営者になれるのでしょうか?

甘えから脱却

結論を言えば、自身の甘いところをそぎ落としていくしかないのですが、一歩一歩前に進むしか解決策はありません。

一足飛びに、理想の会社にもなりませんし、経営者もいきなり名経営者にはなりません。

で、何をやるべきかというと、この2つです。

1つ目は。よく言われますが、理想の経営者像を持つという事です。

これは具体的に◎◎社長みたいになるというのでも構いませんし、多くの経営者からの良い所とりでも構いません。

このような会社にしたいというのであれば、その会社の社長を理想として設定するというのでも全く構わないわけです。

もう1つは、毎日、毎週でも良いのでちょっとずつ改善していって行くという事とそれを自分で確認して、ほめるっていう事ですね。

これも内なる声ですが、『いつまで経ってもダメだ』とか、『まだ、上手くできなかった』と思っていると負のスパイラルに陥ってしまいます。

ですので、この心の声を、『全て上手くいく』とか『今後良くなっていく』という風に変えていかないといけない訳です。

これができないとせっかく成果がでているのに、それを素直に受け止められなくなってしまって、成果を更に大きくすることができなくなってしまいます。会社の経営者は。自信過剰ぐらいでちょうど良いのです。

一番良いのは、その成果を相談できる相手を常に探すという姿勢が必要です。

経営者は孤独なので、誰かに常に相談して前に進めるぐらいのことをしないといけません。

当方の存在意義は、そこにあるのかなと思っています。

どういうことかといえば、当社の機能としては、集客、デザイン、断熱などの皆さんの普段のお悩みに関して、しっかりと相談に乗っていくという事ができる体制を敷いていますので、何かあればご相談ください。

とにかく集客を鍛える

どんな良い家を建てていても、性能を上げても、それがお客様に伝わらないと、それこそ無駄な企業努力になってしまいます。

皆さんの良い所をお客様に伝えつつ、今はとにかく集客をとことん追求して欲しいと思います。

その上で、ご自身の弱いところを、少しづつつぶしていく事が必要です。

契約数さえ維持できれば、会社は潰れません。しかし、経営者が弱点を抱えたままでは、会社の成長もおぼつかないし、経営危機が訪れたときに、大きな失敗に繋がる可能性があります。

それが、どんな小さな問題でも構いませんが、是非とも今日より、明日、明日よりも来週良くなると信じて、ちょっとずつ経営を改善していければ良いなと思います。

また、来月も読んでください。ありがとうございました。

Posted by 湊 洋一