■21世紀の集客術6■集客できるポスティングの裏ワザ
今回も新聞折り込みのポスティングの裏ワザ・小ワザをお伝えしたいと思います。
新聞折り込みに裏ワザなんてあるの?と思いますよね。実はしっかりあります。
新聞折り込みの裏ワザ
ご存知の通り、新聞の折り込みは、
通常のルートでいけば折り込みセンターなどをそれぞれの新聞社が持っていたり、
複数の新聞社が共同で運営している広告代理店のような組織に依頼したりして配布します。
このルートであれば、裏ワザは存在していません。
もちろん、大口ユーザーには安く、
たまに広告を折り込む我々にはそなりの価格を提供してきます。
もちろん見学会などその時々で場所が変わるような場合は、そこに頼む以外には無いのです。
ところが、リフォームだったり、建てかえなどの自社の近隣に常に折り込むチラシが、
もし無料で折り込めるとするとかなり嬉しくないでしょうか?
実際に、この方法を使った工務店様の多くが成功しています。
ただし、あくまでも多くであり全員が成功する保証は無いというのはご理解下さいね。
では、進め方をお伝えします。
まず、エリアで一番人気の無い新聞の配達店を探します。
今であれば朝日新聞とか毎日新聞などがそれに当たります。
彼らはなんとしても部数を伸ばしたいと考えていますが、なかなか大変なのです。
そこでこんな提案をしてみて下さい。
「事務所で新聞をとることを検討しているのだけど、
折り込み広告を一定期間無料で折り込んでもらうことなど、お願いできるだろうか?」
これはあくまで下からお願いする形で検討してもらうのがポイントです。
決してとってやるんだから、ただにしろと言ってはいけません。
多分数日して返事が返ってくるはずです。
この場合は、2週間から3ヶ月程度が相場ですが、場所によってはもっと長い場合もあるでしょう。
その結果を踏まえて、今度はそのエリアで一番人気のある新聞の販売店を訪ねます。
今度新聞をとろうと思うんだけど、無料で折り込みをお願いできないだろうか?
ちなみに、○○新聞さんは、〇ヶ月無料で折り込みをするって言ってくれてるんだけど、
お宅はどのくらい協力してくれるの?
これを言われた相手は、おそらくこの〇ヶ月よりも長い期間を言ってくれるはずです。
これはどうしてかと言えば、現代は新聞を止める家庭はあっても
増やす事務所などは皆無だからです。
それだけ新聞をとり続けてくれる会社は貴重なのです。
また、実際にはチラシが1枚増えても販売店側のコストはほとんど変わりません。
なので、プレゼントがいっさいなく、コストがかからない新聞購読者は、
本当にありがたいお客さまなのです。
この無料の折り込みを使って、
見学会、リフォーム、勉強会などの集客に活用してもらえれば良いと思います。
ポスティングの小技
もうひとつは、ポスティングをするときの小技があります。
それは、ポスティングをする時には、
ただポストにインするだけではなく、ピンポンと呼び鈴を鳴らすことです。
対象のお客さまがいらっしゃれば、
「私は〇〇工務店の〇〇です。今回は今週末ある見学会のご案内に参りました。」と、
相手の呼吸を呼んで、一息で伝えて下さい。
このとき重要なのは、伝えたいことを一気に伝えきってしまうという事です。
許可を取ろうとか、立ち話ができるとは決して思わず。
あくまで、見学会の案内に止めることで、お客さま候補の不快感がほとんどなく、
ポスティングを見るだけみてくれるきっかけになるわけです。
これは週に1日、1名で200~300件回る事を基本集客活動として、
是非取り入れてみて下さい。これで、半年後3~5棟は増えます。是非トライしてみて下さいね。
(2016年7月22日)