換気でエコを考えると Vol.985_2019/4/17
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.985 2019年4月17日号
おはようございます。
みなとです!
月曜日は箱根でセミナーを受けてきました。
場所が変わると気分も考え方も変わりますね。
それにしてもどこに行っても外国人が多いですね。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
換気でエコを考えると
どうも最近、換気の質問を受ける機会が増えてきています。
換気は何が良いのか?というのと、どんな課題があるか?というものです。
この際ちょっと整理しておきます。
換気は、ZEHぐらいの断熱性能であれば3種で充分だと思います。
ご希望によって2種という方もいらっしゃいますが、その辺は好き好きですね。
で、それよりも性能を上げると、エネルギー負荷が気になってきます。
普通の3種はエネルギーを捨てる事になるので、熱交換型のシステムの方が良くなります。
で、どんな熱交換型の換気システムを使うのが良いのか?
という事になりますが、コストを考えるとパナか、三菱のロスナイが一番です。
問題はショートサーキットの可能性があるという点でしょうか。
そうなると次善の策は、局所換気型1種換気のベントサンかスティーベルがいいのかなと。
理由はメンテナンスが楽で、ダクト配管が不要なところでしょうか。
日本製は天井裏に機器を仕込むものが多いので、お客様がメンテナンスするのがどうにも大変だというのと、ダクト配管内にたまるゴミの問題が解決できないという事になるのですね。
日本の問題は目詰まりしたフィルターで流量が下がって、熱交換ユニットがカビるという不具合も報告されていますね。
価格は安いのですが10年後を考えるとちょっと心配になりますね。
Z空調も同じ理由であまりお勧めしませんね。