在来工法の弱点 Vol.944 2019年3月7日号
おはようございます。
みなとです!
一昨日は岐阜まで出かけたのですが、
なんと空振り。
そして、昨日は松尾先生のエコ住宅講座の
プラン編をやってきましたが、
住宅のプランニングは、普通の営業マンが行うものと
全くちがうので頭を使いますね。
最近の新建ハウジングに出ていましたが
等時間日影図を使ってプランをします。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
在来工法の弱点
ほとんどの工務店さんが在来工法で住宅を
建てておられると思います。
そして、在来工法で住宅を建てている会社は
日本以外ではあまり無いというのもご存じだと思います。
在来工法というのは、梁と柱で構造を持たせている工法でして、
これは日本の伝統工法、社寺建築などからの発展系なんですね。
元々伝統工法は、地震に対してエネルギーを
受け流すように作ってありますが、在来工法は
一応工業製品的な配慮から誰が作っても
同じようにできる配慮があります。
ですので、エネルギーは受け止める方向で、
現在は考えられています。
欧州でも柱はりの工法の建物があります。
これに対して、米国を中心として2×4という工法があります。
これは完全に壁で持たせる様になっています。
在来工法の弱点は、いろんな方が色々おっしゃっていますが、
僕は木材の規格というのが最大の弱点だと思っています。
北陸や四国では4寸が当たり前の地域も多いのですが、
その他の地域では、3寸5部の幅が柱とハリの幅
という事になっています。
スパンを飛ばすために、ハリせいをあげる事で
対応していますが、ハリの高さには自ずと限界がある訳です。
建物の強度を上げるには、筋交いや構造用合板などで
各部分の剛性をあげるという事を多くの方が
考えておられますが、それよりもフレームを
大きくした方が理にかなっていますよね。
ただし、柱サイズを大きくするとコストが極端に上がります。
ということで、基本的な構造の問題を最大限合理的に
対応したのが2x4という事にはなります。
だったら、2x4のほうが良いのか?という事になりますが、
もちろんそちらにも欠点はありますので、どちらが良いのか?
個人的には、マーケットの判断ですから数が多い方が
最終的には優れているとも思うのですが、
なかなか優劣というのは決められないと思いますね。
でも、もう少し2x4を作る会社がでてきても
良いのになとも思ってしまいます。
実は、2x4の方が断熱性能を上げる事に
関しては自由度が高いのですよね。
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