価格勝負はとても危険 Vol.910　2019年2月1日号

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おはようございます。
みなとです！
2月になりました。
今年の新年は、2月5日が元旦です。
アジアではこっちの方が主流だったりしますね。
このあたりに中国、韓国に行くとえらい目に
遭いますからお気をつけて。

今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。

価格勝負はとても危険

先日、帝国ニュースをみていたら、
あれ？と思ったのです。

数年前に赤澤塾のお申し込みをしていた
工務店さんが直前にドタキャン。
そして、大手コンサル会社の超ローコスト商品を
導入して勝負するとおっしゃっていた会社が
破綻されたというニュースが載っていました。

都道府県名と会社名だけでは、ぱっとわからないので、
その時はなんだか引っかかったんです。

その方はご縁がかなりあって、10年ぐらいは
色々お付き合いをして、展示会で顔を合わせて、
セミナーにご参加いただいてとお付き合いをしていました。

一時期は年間30棟を達成されたと
喜んでおられた事も記憶にあります。

何度も書いてきましたが、価格勝負はもう工務店では無理です。
絶対止めてください。

そして、値引きを要求されても拒否してください。
皆さんご自身の決算書を眺めて欲しいのですが、
売上が1億円の会社で、純利益がいくら出ていますか？
500万円以上利益があるのであれば優秀です。
でもほとんど、でていても100万円とか
200万円ではないですか？

100万円の方は純利益率が1％ですし、
200万円の場合は2％です。

純利益1％の会社であれば住宅の販売価格を
1％値引きした物件は、全て赤字物件です。

ですので、受注が減ってきている会社は
値上げの好機なんです。
黙ってお客様の販売価格を100万円あげてください。
できる方は200万円でもいいです。
これまでの商談中ではなく、
新規のお客様からでもちろんOKです。

そして、目指すべきは見積もり時の
粗利率を35％にしてください。

値上げできないという方は、何でも良いので
値上げする理由をつければOKです。
◎◎を新しく標準にしたのでとか、
そんな理由でOKですから。

もう、知り合いが苦しむ姿は見たくないのです。