湿式外断熱 不具合事例 Vol.3402_2025/11/26
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3402 2025年11月26日号
おはようございます。
みなとです。
昨日は、当社のVシステム平屋版の納入立ち会いと
関西方面の湿式外断熱の不具合について現場を見てきました。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
湿式外断熱 不具合事例
不具合で、特筆すべき案件があったので共有しておきます。
湿式外断熱でのEPSの熱溶けです。
これは当社の断熱材が一切使われていないケースですが、どの会社
でも起こることなので、念のため共有させてください。
EPSは80度で柔らかくなり、100度ぐらいで溶け始めます。
EPSは発泡スチロールですから、あの白い物体は意外に強度あるのですが
高温には弱い特性があります。
でも、真夏の直射日光が当たるサイディングでも65度ぐらいですから
熱による問題は無いと思っていました。
ところが、今回の物件は悪い事が3つ重なるワーストケースで、表面
温度が100度超えるという現象が起きていました。
どうしてそんなことが起きていたか?というと、
1.湿式外断熱の表面の色が、かなり濃いグレーだった
2.南東の角に入り隅があって、光が集まるようになっていて
3.その南側に遮熱low-eのサッシがあった
グレーというだけで、真夏の表面温度は75度を超えているそうです。
そこに、反射した太陽光が東面の出隅に当たってその表面温度が
更に上昇して、施主の方に見せていただいた温度は、赤外線温度計
が101度をしめしていました。
遮熱の窓は反射率も高いですからね。
軒ゼロ案件だったことも良くなかったですね。庇がありませんから
真夏の太陽がサッシに反射して壁に集まります。
本当にワースト中のワースト条件でしたので、個人的には明るい
色を選んでいればという案件でした。
機会が有ったらどこかで詳しく説明いたします。


