既存住宅の性能 Vol.3379_2025/11/3
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3379 2025年11月3日号
おはようございます。
みなとです。
ワールドシリーズが終わりました。
見てて疲れました。やっている方はもっと疲れたと思います。
ドジャーズ関係者と応援していた皆さんおめでとうございます。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
既存住宅の性能
これ意外に知らない人多いのかもしれないなと思うのは、全国の住宅での
耐震化率です。
何パーセントぐらいあると思います?答えは、リンク先にあります。
https://mx-eng.com/l/3369081/146488/b/46997268
国土交通省の資料です。もちろん、耐震基準をクリアですから耐震等級1レベル
なんですが、意外に高くて驚きませんか?
それに対して、断熱性能はこんな感じです。(48ページ)
https://mx-eng.com/l/3369082/146488/b/46997268
断熱等級4以上なのは、13%です。断熱等級3が22%、断熱等級2が36%です。
耐震は、大地震ごとに基準が上がっているのに対して、断熱は酷いものです。
しかも、今の性能も地を這っています。環境共創イニシアチブの発表(56ページ)
https://mx-eng.com/l/3369083/146488/b/46997268
地方工務店のZEH以上の割合がなんと25%ぐらい。想像よりもとんでもなく
酷いんですよね。
というのが、実体ですが、2050年にはすべてのストックの平均をZEHにして
BEI試算: 高効率省エネルギー機器への更新効果を織り込むと、ストック平均
BEIは住宅で約0.80、建築物全体で約0.74と試算しています。
ということで、耐震性能と断熱性能の現状の差があるのですね。


