ウッドファイバーの行程と効能 Vol.3312_2025/8/28
★1分で読める!ほぼ日刊MXニュース ★ Vol.3312 2025年8月28日号
おはようございます。
みなとです。
ノルウエーのウッドファイバーの工場を見てきました。
簡単にプロセスを本分でお伝えしますが、そんなに複雑な工程ではありません。
今日も『1分で読める』をテーマに工務店経営に役立つ情報を提供していきます。
よろしくお願いいたします。
ウッドファイバーの行程と効能
ウッドファイバーですが、非常に単純な工程で作られています。
チップ(針葉樹)の砕いたものを更に破砕して繊維だけにします。
この時に燃えないようにホウ酸系の処理剤を混ぜて、更に乾燥するだけ
です。
これでウッドファイバーのできあがり。ただし、吹き込み用はそれで
いいのですが、ボードタイプはバインダーにポリエチレンの繊維を
混ぜます。そうすることで、板状に固めることができます。
ボードタイプは、オーブンで焼く工程もありましたが、吹き込み用の
ものはホウ酸系以外は何も入っていません。
ウッドファイバーの効能は、2つです。
音の遮蔽性能が優れています。これはセルロースファイバーと同じです。
もうちょっと質量が重いので、音は得意と言えば、得意かもしれません。
もう一つは、夏の熱の伝わり方の遅さですね。これは、ジャーマンハウス
などで証明済みです。
今まで、シュタイコが池田コープレーション、グーテックスがジャーマンハウス
と2社しかウッドファイバー買えませんでしたが、ノルウエーのHUNTON社の
ウッドファイバーを供給できるように調整して行きたいと思います。
もともと、セルロースファイバーでもマーケットシェアは小さいので、ウッド
ファイバー何てと思っていましたが、差別化にとても良いと思いました。
性能は高くないですが、CO2の発生どころか吸収しているので、断熱材と
してのCO2削減効果もあって、夏涼しいとなると使ってもいいという方は
増えるかなとおもいました。
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(まだ出来ていませんので、出来たらお届けいたします。)


